「ヨーカ堂グループのバイヤーズ・マニュアル」国友 隆一
2007/07/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
要約と感想レビュー
セブンイレブンの特徴は、単品管理です。一個一個の売れ行きを予想して、仕入れに反映させます。これは非常に手間がかかります。
それをやらせよう、やってみようという理想主義が、セブンイレブンの売り上げを支えているのでしょう。当然、全員できるわけではありませんが、やろうと思わなければできないのです。
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・バイヤーはとかくしがらみに縛られやすい・・・同一の品質、同一の価格への信頼は退行へとつながる・・・一番すぐれた素材、一番すぐれた裁縫、一番すぐれたデザインのできる取引先をさがす(p26)
・値下げロス、廃棄ロスを出さないようにしようとして仕入れると、縮小均衡になりやすい・・・値下げロス、廃棄ロスは目に見える。帳簿にも計上される。一方、機会ロスは目に見えない(p73)
・欠品すると、「しまった。品切れをおこした」と感じない。「よかった。完全に売り切った」と喜んでいる。これは商いをやる立場にあるまじき考えである(p82)
・手間がかかっても単品ごとに動きを追う(p113)
・コンビニエンスという理念を追求すれば、日本の生活ではおにぎりや弁当を売るべきではないか・・・セブンイレブンではおでんも扱っているが、これも同様である(p170)
ヨーカ堂グループのバイヤーズ・マニュアル
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国友 隆一
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
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