「企業戦略論」ジェイ・B・バーニー
2007/03/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(60点)
■戦略本は、どうしても過去の分析になってしまいます。
過去の成功事例から、法則を見つけようとする。
確かに法則のようなものが見えることがありますが、
それはさまざまです。
時代もあれば、タイミングもある。
いろいろ事例を見ながら、
自ら考えることが大切なのでしょう。
バーニーさん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・松下は、VHS技術のライセンスを非常に安い
ロイヤルティで供与し、大多数のメーカーが
VHS機を売り始めた・・・
マイクロソフトがインターネットのブラウザ・
ソフト市場で展開したのは、この「無料戦略」
だったと思われる(p195)
・小さな町の顧客をまずいったん近隣の大都市ハブを
経由させることにより、小さな町から目的地である
大都市への需要の変動が相殺されて、集約されるので、
結果として需要の予測可能性が大幅に高まる(p213)
・企業の「大きな意思決定」を正しく行う能力・・・
無数の小さな意思決定を正しく行う能力に
依存している場合もあるだろう(p264)
企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続
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ジェイ・B・バーニー
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【私の評価】★★☆☆☆(60点)
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