「ブランドは遊び心 銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ」高橋 朗
2005/10/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
●最近、日本=高級ブランドという流れがあるようです。
ソニー、トヨタのレクサス、中国でのダイキン(エアコン)などは、
海外で高級ブランドとして認められています。
というよりも、高い価格で売るためにも
高級ブランドでなければならない
ということもあるのでしょう。
本書は、高級ビールの立ち上げを例に分かりやすくブランド、
マーケティングについて学ぶことが
できるようになっています。
・オマエの目は、節穴か?そこにちゃんと書いてあるじゃないか。
『お客さまに豊かな時間をご提供する』ってな。
それがオレたちの商品だよ(p151)
●いかに『ブランド』を確立するか。答えがあるようで、
答えのない世界ですが、
だからこそ研究する価値があるように思います。
・麗子が興味を持ったのは、
個人の心を捉える心理学の方だった。(p94)
●わかりやすい一冊でしたが、
やや内容が薄いかな~という印象でしたので、
★2つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・欲求を退化させる人たちが出現した。
たとえば、少し前に『年収は300万円あれば大丈夫』
みたいな本がベストセラーになったけど、
ああいう本を読んだり・・・
誰かと自分を慰め合っているような人たちね(p42)
・ダメなことをやっているスタッフがいたとしても、
それに対してダメだと言うことはありません。
ダメだと言うのではなくて、まず、
『なぜそういうことをしているのか、理由を教えてくれ』
と言います。それから、それはお客さまにとって
良いことだと思うかということを質問します。
その後、もっと良いことはないだろうかと
聞きます(p255)
・じゃあ、ブランドの価値って、
<時間と真心>ってことなんですか?
そうよ(p80)
ナナ・コーポレート・コミュニケーション (2005/07/25)
予言めいてますね
営業マンの参考書
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
●著者経歴・・・高橋 朗
1965年生まれ。
学生時代から精神病院に勤務し心理カウンセラーを
目指す。24歳のときにマーケッティングに目覚め
コンサルティング会社に入社。
その後、マーケティング一筋。
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