「自分の値打ちを高める法」井上富雄

【私の評価】★★★★☆（84点）

●井上富雄さんは井上さんは、
　３８歳で日本ＩＢＭの取締役に抜擢され、
　４７歳には経営コンサルタントに転身するという
　日本人離れした経歴の持ち主です。

・自分の値打ちを高めるには、何と何が重要なのか、
　それをまず考えてみた。
　自分で考え、上司にも聞いてみた。（ｐ15）

●やはり３８歳で取締役になるには、
　理由があるわけです。

・二段階上（上司の上司）の人に会った時は、
　できるだけ私の上司を褒めるようにした（ｐ19）

●ここら辺になると、人間の機微を知っているというか、
　心憎い戦略ですね。

・私は半年に一度ずつくらいの頻度で、
　週末には部下の人達と一緒にホテルに泊り込んで、
　部内の問題点を反省し、改善等を検討する
　というミーティングを持つようにしていた（ｐ50）

●ＩＢＭを４７歳で退社するときには、
　多くの部下が一緒に退社しようとしたくらい、
　部下からの信頼感も絶大だったようです。

・「もう、ここまででいい」と思ったら、
　人生、一種の敗北である。（ｐ63）

●古い本ではありますが、
　井上富雄さんの本は「買い」ですね。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・私は、常に二段階上の人が、
　何を考え何を望んでいるかを掴むことに
　努めてきた。（ｐ17）

・一カ月に一日か二日、
　朝から夜までの行動を分析することである（ｐ157）

【私の評価】★★★★☆（84点）

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