「墜落!の瞬間―ボイスレコーダーが語る真実」マルコム マクファーソン
2004/10/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
●航空機事故のブラックボックスの音声記録を
掲載した一冊です。
事故の説明が簡略すぎて
理解できないものがあり残念でした。
もう少し踏み込んで説明してもらうと
素晴らしい一冊になると思うのですが。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・機体の洗浄後、地上職員は静圧孔のテープを
剥がし忘れた。さらにフライトの前に行われる、
603便運行乗務員による「ウォーク・アラウンド
(機体の周りを歩いて点検すること)」でも、
テープは見過ごされた(p37)
・高度1030フィートで、乗務員はグライドスロープに
同機を乗せるためオートパイロットをセットしたが、
ゴー・ララウンド・モードに入ってしまう。
グライドスロープに戻るために高度を下げたが、
オートパイロットはそれに反発して機首を上げ、
ゴー・アラウンドの体制をとる(p145)
・同旅客機がダラス・フォートワース空港に到着したとき、
第一タンクの燃料計が作動していなかった。
副操縦士はそのことに気づき、駐機している間に
点検に当たったデルタの整備士にそのことを伝えていた。
しかし、結局修理は行われず、日誌に記載されただけだった・・
離陸重量に偏りがあったこと、つまり搭載燃料の配分ミスにより、
機体は飛び立った直後にバランスを失い、
操縦不能に陥ったのだ(p286)
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
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