「欲望の法則」河野守宏
2004/10/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
●この本は、チャーリー・チャップリンは、
実は欲の皮の突っ張ったイヤな人間だった!
という話からはじまります。
チャップリンは極貧の中で育ち
10代から芸人の母親の代役として
役者として活躍します。
・大儲けを狙え!成功しろ!出世しろ!裏をかけ!現ナマをつかんで逃げろ!(チャップリン)(p23)
●そして、野口英世も嫌われ者、
ドゴール将軍も自信過剰の
鼻つまみ者だというのです。
このように大欲を持った人間が
歴史上の人物として成功して
いったというのです。
・学問?学問も一種の投機だ。当たるか当たらないか、それだけではないか。私は絶対に当ててみせる(野口英世)(p36)
●「欲望」というと悪いイメージを持つ方も
多いと思いますが、私は「欲」というものは、
人間にとって大切なものであると思います。
「欲望」と「志」とは紙一重で、
「傲慢」と「自信」も表現を変えただけです。
松下幸之助も、「嫉妬はキツネ色に
ほんのり焼くのが大切なのである。」
と言っています。
ですから、自分の心の中にある
「欲」「嫉妬心」「自尊心」といったものを、
いかにうまく使って、自分にとって良い結果を
導きだすか、それが大事だと思います。
この本で私が共感した名言
・「ぼくは大将軍になってフランスを救うのだ」シャルル・ド・ゴールは、幼いころから心にこう決め込んでいた(p100)
・ある日、『ワシントン伝』を借りて読んだことが、リンカーンの人生を決める。<自分もワシントンのような偉大な政治家になろう>と大望を抱いたのだ。(p146)
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
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