「勝負どころを突破する!―モサドに学ぶビジネスの掟」ジェラルド・ウェスタビー
2004/04/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
●イスラエル諜報組織モサドは
世界最強と言われていますが、
この本に書いてあることが本当なら、
本当に最強かもしれません。
著者が<戦闘員>として関係した工作を
「こんなに書いていいの?」というくらい
例にとりながら仕事の原則(忍耐、準備、不屈)
を教えてくれます。
日本人は根性だけなら対抗できそうですが、
明確な目標設定、周到な準備など知恵の部分は
まだまだ敵わないと思いました。
●諜報の世界で、これだけ優秀な人が
活動していると考えると、
日本に潜伏している工作員が彼ほど優秀でないこと、
そして日本の公安が彼並に
優秀であることを祈るしかありません。
スパイ防止法がない日本ですので、
少し安心したところを
公安には頑張っていただきたいものです。
この本で私が共感した名言
・一度目標を決めれば、すべての行動がどれだけ目標に近づいたかで評価される。(p26)
・どんな関係でも、時がたてば、それだけ親しみが増す・・・だから、一度会った人はすべて、大切にしたほうがいい。年に一度でもいいから、電話をかけたり、カードを送ったりする。(p45)
・ビジネスの世界では、黙ってさえいれば頭がいいヤツだと、人は勘違いしてくれる。(p67)
・紙に言葉を書くということは、消えないインクで心に言葉を刻み込むことでもある。(p191)
・「多くを得たるは、何も得ざるにひとしい」・・・身のほどを知れ、自分の手に負えるものだけを手に入れろ、という意味だろう。(p300)
・株主の利益にならないものは、何一つ買ってはいけない。洒落たオフィスビル?とんでもない。(p351)
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
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