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「般若心経 人生を強く生きる101のヒント」公方俊良

2003/11/10公開 更新
本のソムリエ
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般若心経 人生を強く生きる101のヒント (知的生きかた文庫)

【私の評価】★★★☆☆(78点)


どうすれば幸せを早く見出せるかではなく,
どうすれば苦しみをよりよく
背負ってゆけるかを思うことです。
どんな幸せな生活においても,
必ず苦しみはつきものだからです


●人生、必ずつらいときがあります。


 10年もたってみると、
 そのつらい状況は必ず過ぎ去っているものですから、
 つらい中でいかにその状況をやり過ごすかが問題です。


●疲れたな。
 →今日はよくやった。

 失敗だ。
 →いい勉強になった。

 もう破産だ。
 →裸になっても大丈夫。

 死にたい。
 →死ぬほどではない。


 いろいろ考え方を工夫してみましょう。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人は心が愉快であれば終日歩いても疲れないが,
 心に憂いがあるとわずか一キロ歩いても疲れる。
 人生もこれと同じで,常に明るく愉快な心を持って
 歩むことである(シェークスピア)


・何よりも大切なことは,"何がやりたいのか"というのが,
 人生の目的です。
 それも,あれもこれもでなく,一つに絞るという集中の原則です。


・どんなささやかな生き方の中にも,"自分はこう生きる"と
 いい切ることができ,"自分はこの仕事をするために生まれてきたのだ"
 というものが掴めたとき,本当の幸せにあるといえましょう。


・どうすれば楽しくできるのかといえば,
 それは常に,
 「自分自身を相手に戦う」ということです。


・幕末に活躍した尊攘討幕派の志士,
 高杉晋作は,死ぬ時にただ一言
 「ああ,面白かったのう」といって
 亡くなったといいます。


・過去を追ってはならない。
 未来を追ってはならない。
 ただ今の一瞬を,
 力強く生きていくことだ。(法句経)


●般若心経を知りたいと思いました。


 この本がベストとは思いませんが、安いし、
 一読の価値はありました。


【私の評価】★★★☆☆(78点)


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