「説得力:心を一瞬でつかむ」バーノン・ハワード
2003/11/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
何気なくほめてやること。・・・
一番行き届くのは,相手の日常ささいな仕事
- 毎日正確な書類を提出するとか,
家庭の忠実な奥さんの料理とか掃除 -
を,ほめてやることだ。
●"ほめる"効果に驚いているのは私です。
心の中で思っている相手のいいところを
素直に言うだけで、雰囲気が変わってきます。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ことに婦人は,
「あれを買え」とか「これにしろ」とか
押しつけられるのをいやがる。
自分から折れるのは何ともないが,
その前にちょっとやさしい言葉がほしいのだ。
・絶えず,「私は相手を色分けしようとしているのか,
それとも理解しようとしているのか」と自問してみることだ。
もし人を動かす力がほしければ,
自然に相手を理解する方を選ぶだろう。
・もし客の『ノー』というのが聞こえなければ,
落胆はしないだろう。だから聞かないことだ。
『ノー』という言葉に何の意味も与えないこと。
おもしろいことに,相手は自分の話していることを
忘れてしまって,こちらの話しているものを
買い始めるのはよくあるものだ。
・特別な人間になる一つの方法は,
"自信を与えてやれる"友人になることである。
・自分の利口さを隠すことを心得ている者は,
大した利口者である。(ラ・ロシュフーコー)
・脅迫的-脅迫めいた態度を,
うっかりそのまま受取ってはならない。
脅迫は,そう受け取らない限り,力はない。
・こう自問する習慣をつけること。
「さてと-私は今そばにいる人間に
どんな印象を与えているだろうか。
私といっしょにいて愉快だろうか。
私はお互いに興味のあることを
しゃべっているだろうか。」
・こちらから"近づく者"になることだ。
手をかえ品をかえ機会あるごとに近づくのだ。
新しい人に会うための新しい手をあみ出すこと。
・「ほんとにそうですね」あなたがこの言葉を,
その意味をよくくんで話す時,それは相手に対して,
まぎれもなく魔法となる。
●翻訳がよくなかったのですが,
内容に引かれるものがありました。
翻訳がしっかりしていれば、
もっと売れるべき本でしょう。
【私の評価】★★★☆☆(79点)
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