「もっと儲かりまっせ。―カネなし、ヒトなし、技術なしで小さな会社が「日本一」儲ける本」栗本　唯

【私の評価】★★☆☆☆（68点）

「安物買いの銭失い」は、古今東西共通のビジネスの鉄則です。反対に「安物売りの銭失い」も鉄則なのです。最高の商品、最高のサービスを最高の値段で売る、これが成功への最短距離なのです。

●中小企業というものは売上規模が小さいですから、
　値段を安くして薄利多売をするのは
　厳しい場合が多いようです。

　それでも、売上が伸びない場合、
　どうしても安売りしたくなることは
　あるでしょう。

●松下幸之助は
　「商品を売る前に経営理念を売れ。
　経営理念を買っていただきなさい」
　といったといいます。

　経営理念に「安売り」が入っていれば話は別ですが、
　「良いものを適切な価格で提供」するといった
　経営理念ならば、「私たちはより良い製品を
　お客様に提供しようとしていますよ」
　といったことを伝える工夫をしなくてはなりません。

●そういった経営理念があってこそ、
　パッケージやパンフレットを良いものにしたり、
　公的機関の検査結果を添付したりといった工夫を、
　会社一丸となってできるのではないでしょうか。

もっと儲かりまっせ。―カネなし、ヒトなし、技術なしで小さな会社が「日本一」儲ける本

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栗本 唯
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【私の評価】★★☆☆☆（68点）

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