「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗」新田 哲史

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蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗 - (ワニブックスPLUS新書)

【私の評価】★★★☆☆(76点)


■池田信夫氏主宰の言論サイト「アゴラ」の
 編集長である著者が伝えたいのは、
 ネットメディアの影響力です。


 テレビ、新聞といったマスメディアに
 対し、ネットメディアの影響力が
 追いついてきました。


 ネットメディアの強さは、
 通勤中にスマホを見ている人の
 数を見ればわかります。


・全国世論調査で、
 ネットでニュースを見る人の割合が69.9%に達し、
 新聞で朝刊を読む人が70.4%と、
 差がほぼ無くなったという報道もあった(p120)


■「アゴラ」で池田信夫氏が伝えてきた
 従軍慰安婦の朝日新聞の捏造については
 朝日新聞は一部の誤報を認め、
 関連記事を取り消しました。


 最近では、蓮舫氏の二重国籍の問題を
 「アゴラ」で取り上げ、
 最終的には二重国籍であったことが
 明らかになっています。


 ネットから問題が広がり、
 マスメディアが後追いするという流れが
 増えてきたように感じます。


・東京選挙区から2004年に初出馬した際の
 選挙公報には「1985年に台湾から帰化」、つまり
 国籍を台湾から日本に変更したと記載しており・・
 現職の与党議員であるにもかかわらず
 台湾籍を保持していることを認識しながら、
 「台湾から帰化」と説明していたことは、
 公職選挙法が禁じる虚偽事項公表の罪に
 問われかねない(p68)


■小池百合子氏については、
 政治的対立軸を作り、
 メディアをうまく使っいるところを
 指摘しています。


 マスメディアの世界も
 大きな地盤変動が起きているように
 感じました


 新田さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・アゴラ的なるもの・・・
 前に池田がかつて朝日新聞の従軍慰安婦を巡る
 数々の誤報・捏造報道を追求・・
 良く言えばファクトとロジックを重んじた
 「質実剛健主義」(p44)


・ペルーのフジモリ大統領は亡命中に
 日本との二重国籍が判明し、ペルー国内で
 「大統領在任中に二重国籍であることを隠していた」
 という批判にさらされたことが、
 のちの復権失敗と入獄につながった(p25)


・女性向け月刊誌『CREA』の1997年2月号。
 蓮舫氏が『自分の国籍は台湾なんです』と語っていた・・
 取材時期が97年1月頃だとすると、彼女は29歳。
 テレビ朝日の報道番組を卒業した後、
 北京大学に留学中の発言のようだ(p66)


・2010年8月、中国の国内線機内誌『飛越』の
 インタビュー記事が"発掘"され、
 「子供の時から日本で学んだが、ずっと
 台湾の"中華民国国籍"を保持している"
 というコメントが掲載されていた(p67)


・ブロガー議員の台頭・・
 その代表例が、都議会議員の音喜多駿氏だ・・
 2014年6月、いわゆる「セクハラヤジ問題」・・
 塩村文夏都議が一般質問に立ち、都の結婚や出産などの
 取り組みについて述べたところ、自民党会派の
 議員から「自分が早く結婚したらいいじゃないか」
 「産めないのか」などのヤジが飛び・・・
 音喜多氏が怒りの告発ブログを書き・・
 一気に拡散。ネットから世論に火をつけた(p131)


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【私の評価】★★★☆☆(76点)



■目次

プロローグ 「ゲームのルール」が変わった日
第1章 蓮舫の二重国籍疑惑はどう浮上したのか
第2章 なぜ蓮舫はネットに敗れたのか
第3章 ネット時代も進化した小池百合子のマーケティング
第4章 ネットが未来の首相を決める2020年代


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