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「おっとりした人が最後に勝つ成功法則―30代で年収3000万円を実現した300人に聞いてわかった!「ガツガツ」しないで稼ぐ秘訣」竹内 正浩

2016/03/08公開 更新
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おっとりした人が最後に勝つ成功法則―30代で年収3000万円を実現した300人に聞いてわかった!「ガツガツ」しないで (-)


【私の評価】★★★★★(96点)


要約と感想レビュー

 著者は、30代で年収3000万円の人、300人を調査しました。サラリーマンで年収3000万円は、一部の成果報酬型を除けば、ほぼ不可能。年収3000万円を達成している人は、粗利益1億円程度のビジネスオーナーなのです。


 300人のビジネスオーナーは、2種類のタイプにわかれました。「ガンガン成功者」と「おっとり成功者」です。


・「世の中には2つのタイプの成功者がいる」・・ひとつは「ガンガン成功者」。もうひとつは「おっとり成功者」です(p3)


 おっとり系は、ガンガン系にいじめられることがあります。優しすぎるおっとり系は、損をすることがあります。おっとり系は、すぐに成功しません。


 ただ、時間をかけて、誠実に仕事をすることで成功したおっとり成功者は、幸せに成功している人が多いらしいのです。ゆっくり成功するから、成功が長続きするのでしょうか。


・「利益を生むことを再現できる体験」こそが,「成功体験」で「おっとり成功者になるための経験」です(p67)


 おっとり成功者は、前の職場で成功のノウハウを手に入れ、独立して稼いでいます。前の職場の人脈を活用して稼いでいます。おっとり系だからこそ、人に恵まれるのでしょう。おっとり系の私には、非常に響く内容でした。竹内さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・ほとんどのおっとり成功者は,前職の延長線上で成功を手にする・・広告代理店で成功した人は,前職も広告代理店で営業マンをしていることが多いです(p82)


・「経験」を得る近道は,うまくいっている人をマネすること・・マネする相手は・・自分と似ている人です(p97)


・いい「働き場」・・
 1 急成長していること(売上が前年比20%以上)
 2 お客様・社外の人と接すること
 3 規模が小さいこと
 4 業暦が短いこと
 5 社長が自分に似ていること(p87)


・成功する人は「仕事」時間を3つのモノに換えます。それは,1 お金(給料),2 経験,3 人脈の3つです(p62)


・自分だけの成功のロードマップのつくり方・・
 1 理想的な人物,あこがれの人を書き出す
 2 各々のプロフィールを探る
 3 自分と似た人を絞る
 4 ロールモデル徹底調査(p106)


・年賀状を出す人が500人を超えると人脈だけで食べていける・・人脈は現金化できる(p114)


・お客様も人,仕事を紹介してくれるのも人,有益な情報をくれるのも人,そして利益をもたらすのも人・・(p93)


・人と長く付き合うためには,報告・連絡・相談が欠かせません・・「手まめ,足まめ,電話まめ」です(p119)


▼引用は下記の書籍からです。


【私の評価】★★★★★(96点)


目次

第1章 おっとり成功者の生き方
第2章 おっとり成功者になるルール
第3章 おっとり成功者になるための「経験」
第4章 おっとり成功者の「人脈」のつくり方
第5章 おっとり成功者になれる人、なれない人



著者経歴

 竹内正浩(たけうち まさひろ)・・・経営コンサルタント。1981年福岡県生まれ。九州大学在学中より株の研究を始める。2004年同大学経済学部卒業。日本市場やアメリカ市場での株取引を通して100%超の投資収益率を生み出す。2006年アメリカの経営コンサルタントの日本におけるライセンス権を取得。株式会社レブドラを設立、代表取締役に就任。経営指導を行なうと同時に、30社以上のクライアントに対して、経営戦略を中心として、マーケティング、営業等の戦略策定のコンサルティングを手がける。2007年、同社を売却。現在、独自の経営戦略論を構築しながら、経営コンサルタントとして活動中。これまで2000冊以上のビジネス書を読破。ソーシャルベンチャーに対しコンサルティングを行なう産学連携NPO、イノプレックス顧問


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