PHP研究所
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■奥様の視点から松下幸之助の
人となりを推察する一冊です。
夫婦喧嘩もしたようですし、
夫は自分が悪くても謝らないなど
普通の感覚です。
ただ、ご主人が仕事に対して、
食事を忘れるくらい
真剣であったのは間違いない。
・主人なんかも、若いときにはお膳をひっくり返したり、
お箸でお膳をパンと叩くこともありました(p140)
■主に、しつけについての
話が多いですね。
明治生まれ、
大正に松下と結婚していますので、
しつけに厳しい
普通のお母さんといった印象です。
・昔はお便所でもきれいにしておかなかったら
不細工な子どもが生まれる、鼻の低い子が生まれると
よく言われていました(p33)
■松下は、よくよく考え悩む人であったようですが、
むのめさんは、悩まないタイプ。
お互いに言いたいことはあったようですが、
時々ケンカをしながらも、
二人でうまくやってきたのでしょう。
むのめさん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・若い人が、「これはできません」と言ったときに、
私は「できませんではいけません」と注意します。
「『私、よういたしません』と言って教えを
乞うようにしなさい」と言うのです。(p38)
・"苦労"と"難儀"とは、私は別のものだと思っています。
"苦労"というのは心のもちようで感ずるものだと思うのです。
ものがない、お金がないというのが苦労だといわれる方が
ありますが、私は、これは"難儀"だと解しています(p54)
・お金儲けの秘訣は何かといえば、
私は、お金を使わないことだと思います(p72)
・上手な人の使い方・・・
なるべく相手の人に近づいていき、そして
心を通い合わせるように努力をしたらいいと思います。・・・
そう考えますと、他人が言うことを聞いてくれないのは、
自分が至らないのであって、「私の言うことを聞かない」と
腹を立てても、しかがたないわけです。(p107)
・主人は体が弱かったものですから、
「電燈会社でずっと働くのは無理だと思う。商売をしたい」
とよく申しておりました。(p51)
・主人は昔から床へ入るときは、
必ず帳面と鉛筆を持って入って、
何か気のついたことがあれば、
書きとめていました。(p113)
・私が感心するのは、(主人が)商売の計画が上手ということ・・
ただ、立てた計画を遂行し、成功させるためには人が必要
なのですが、運がいいことに、いつでも、それをキチンと
遂行してくれる人が次々に出てくるのです。(p120)
・私の主人は大切なこと、大事なことでも
あまり私に相談しない人でした・・・
「もう辞めはったん」と聞きますと、
「うん、もう辞めてん」と、そんな感じです・・
「あぁ、そらよかったですね」と言う程度です(p152)
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