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■フィンランドは、経済協力開発機構が実施した
学習到達度調査(数学、科学、読解)で
日本が順位を落としていくなかで、
常に上位を維持しています。
この学習到達度調査は、
15歳3か月から16歳2か月の生徒を
対象としていますので、
小学校、中学校の教育が
比較されていると言っていいでしょう。
では、日本とフィンランドは
何が違うのでしょうか。
■著者の観察によると、
フィンランドには教えるツールが
あるようなのです。
たとえば、作文は構成を決めて、
そこにあてはめて書いていく。
考えるときは、マインドマップ。
議論のルールを教えて、
そのうえで話し合う。
・「さあ、カルタを書きましょう!」
三年生の教室に先生の声が響きます。・・・
英語でいえば「マインド・マップ」(p28)
■日本とフィンランドの授業は
それほど違いはないようです。
ただ、マインドマップで自分の考えの
フレームワークを作ったり、
作文の書き方を教えてくれる。
より社会人対象のセミナーに近いような
印象を持ちました。
逆に言えば日本の授業は、
あまり進歩していないという
ことなのでしょうか。
本の評価としては
★3つとしました。
良い本をありがとうございます。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・班活動で作文を書くことのほうが多いようです。・・・
完成した作文を班員それぞれが読みます。そして、それぞれが
作文の「いいところ」と「悪いところ」を十個ずつ挙げる(p58)
・議論のルール
1他人の発言をさえぎらない
2話すときは、だらだらとしゃべらない
3話すときに、怒ったり泣いたりしない。
4分からないことがあったら、すぐに質問する。
5話をきくときは、話している人の目を見る・・・(p69)
・「ミクシ(どうして?)」
フィンランドの小学校で、いちばんよく聞く言葉がこれです。
生徒が発言すると、先生が即座に「ミクシ(どうして?)」
と聞くのです。(p38)
▼引用は、この本からです。
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論理力をつけさせる
意外と奥が深かった
真の教育とは
読みやすくて良い
フィンランドは教育注目国【私の評価】★★★☆☆(78点)
■著者紹介・・・北川 達夫(きたがわ たつお)
1966年生まれ。
外務省入省。在フィンランド日本国大使館勤務。
在エストニア日本国大使館兼勤。帰国後退官。
現在は、執筆、翻訳、教育活動を行う。
フィンランドメソッド普及会会長。
─────────────────
■関連書評■
a. 「ココロでわかると必ず人は伸びる」木下晴弘
【私の評価】★★★★★
b. 「ママのためのシュタイナー教育入門」ドーリス・シューラー
【私の評価】★★★★★
c. 「親を教育する62の方法」中谷 彰宏
【私の評価】★★★☆☆
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フィンランドは、教師がプロフェッショナルで、社会的地位も高いのですね。
生徒にコケにされても、一切手出しもできない我が国の教師が置かれた立場とは大違いです。
彼の国は、人口規模も経済規模もちょうどいいサイズなのでしょうね。
では、これからもメルマガ、楽しみにしております。
ますますご健勝でご活躍ください。