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「ホワイトアウト」真保 裕一

2009/07/16公開 更新
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ホワイトアウト (新潮文庫)


【私の評価】★★★★☆(83点)


要約と感想レビュー

 いつも夜9時には寝ている私が、この本を食後に読み始めて、気がついたら夜10時になっていました。これは日本版「ダイ・ハード」ですね。


 巨大ダムが過激派に占拠され、一人の女性も人質として巻き込まれる。そして一人の電力社員が、ダムと女性を守るためにダムの知識と勇気で過激派に挑んでいくのです。完全なエンターテイメント、ハリウッド系のストーリーで、最後まで引き込まれました。


 映画にもなっていますので、楽しむだけの目的なら読む価値があると思います。本の評価としては★4つとしました。


この本で私が共感した名言

・集中管理のできる奥遠和開閉所が建設された。そこに、富樫たち電力所の所員が、常時三名ずつ、三交代の二十四時間体制で詰めていた。(p6)


▼引用は、この本からです。 
ホワイトアウト (新潮文庫)
真保 裕一
新潮社
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【私の評価】★★★★☆(83点)



著者経歴

 真保 裕一(しんぽ ゆういち)・・・1961年生まれ。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をW受賞


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この著者の本


コメント(1)

「ホワイトアウト」真保 裕一が★4はうれしいです。
この小説は、私が今まで読んだ本の中でベスト3にはいります。

人間の尊厳とは何かを問うような感じがします。

ちなみに映画は見ていません。
小説のイメージを大事にしたいので。

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