日本経済新聞社 (2005/04/29)
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世界最高の指導者
GEって、実は良く知りませんでした。
話題になった事業戦略・人材戦略・リーダーシップ日本経済新聞社 (2005/04/29)
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世界最高の指導者
ジャックウェルチも暖かい人間なんだ●ジャック・ウェルチは、44歳でGEのトップになり、GEの官僚組織を
大胆なリストラ、人事異動で破壊していきます。それにしても当時のGE
はどこかの日本の会社のように本社の官僚組織が幅をきかせていました。
・事業計画会議が予定されており、そのときに予定されている質問が書か
れたカードの束を届けにきた・・・本社の人間用のカンニングペーパー
であることがわかって驚いた。・・・それは馬鹿げた話じゃないか。
(p151)
●この本にはCEOとなってからのジャックの経営手法も書かれているので
すが、私がこの自伝から最も学んだことは、こうした大胆な改革はトップ
にならなければジャック・ウェルチといえどもできなかったということ
です。社内には政治があり、どのような人をトップにするかということ
は他人が決めるわけで、それは運命というべきものでしょう。
・しかるべきポストにしかるべき人間を投入しなければ、会社を根本的
に変えるための原動力は生まれない(p210)
●ジャック・ウェルチでさえ、斬新な考えとその実行に物怖じしない態度
から、すべての人に受け入れられたわけではないのです。
●何かをなしとげようとすれば、まず、トップになる可能性を高めなくて
はなりなりません。実績を作らなくてはならなりません。そして人から
引っ張り上げてもらう必要があるのです。
・上司というものはたいてい、部下に質問するときは、すでに頭の中に
答えを出している。上司はただ確認したいだけだ。群れから抜け出す
には、与えられた質問の枠を超えて考える必要がある。(p48)
●ジャックの経営手法はともかく、ジャックが現実を直視する力が抜群で
あることは間違いないでしょう。すでに2000年前にはインター
ネットを事業へ取り組む努力しています。
・私はインターネット革命を見逃してしまう寸前だった(p187)
●それに比べると、ホームページがない、ホームページには電話番号が
載っているだけという会社もあるのですから、インターネットだけで
営業している会社との差は歴然です。これからの時代は、営業所のよ
うな出先機関は縮小し、インターネットに集約されていくのでしょう。
●ジャックのすべてを肯定するつもりはありませんが、参考とすべき
考え方が多く含まれる一冊だと思います。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私の経営にかんするさまざまな基本姿勢-勝つために全力で戦う、現実
を直視する、硬軟使い分けて部下のやる気を引き出す、無理と思える
ほどの高い目標を掲げる、仕事がきちんとなし遂げられたかどうか執拗
に確認する-も、元をたどれば母の影響かもしれない。(p19)
・たいていは朝の七時半に検討会議をはじめ、とにかく時間をかけて徹底
的に問題点を洗い出した。夜の八時か九時前に終わることはめったにな
く、それが終わるとみんなで夕食をとりに出かけ、その日の議論を振り
返ったり各事業部門の有能な人たちの評価をしていた。(p113)
「ジャック・ウェルチわが経営」ジャック・ウェルチ、ジョン・バーン
日本経済新聞社(2001/10) 上¥800、下¥800
(評価:★★★☆☆)
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