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「コーチングのプロが使っている質問力ノート 」ルパート・イールズ=ホワイト

2005/04/15公開 更新
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コーチングのプロが使っている質問力ノート

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


●今まで読んだコーチングの本では、
 クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョンの
 解説はありましたが、その使い方について
 詳しく書いてあるものはありませんでした。


 両方の特徴を生かして使いましょう、
 くらいの説明です。


 ・クローズド・クエスチョンとは、相手の答えに
  YESまたはNOを要求する質問です。
  それに対してオープン・クエスチョンは、
  相手に自由に考えさせるための質問で、
  どのように答えてもかまいません(p19)


●それに対し、この本は、クローズド・クエスチョンと
 オープン・クエスチョンだけに
 絞っているのが特徴です。


 多くの例を使って説明してくれるのも、
 うれしいところです。


 ・うまくいった例の中では、
  クローズド・クエスチョンではなく、
  オープン・クエスチョンがより多く
  使われていたということです。(p19)


●相手の知恵を引き出そうとするのなら、
 YES、NOでは答えられない
 オープン・クエスチョンが効果的です。


 しかし、現実には、オープン・クエスチョンは
 相手にとっても自分にとっても冒険です。


 「私は答えがわからないんだ」
 と言っているようなものですし、
 相手も答えで評価されると考えるからです。


 ・そのために何をする必要があるかしら?(p91)


●それでも、相手に解決策を考えさせ、
 言わせるということは効果的なはずです。


 それは自分で自発的に言ったことであり、
 命令されてやることではないからです。


●英語を訳したの本ですので、
 質問が日本語としては
 自然なものといえないのがマイナス点ですが、
 質問の力を再認識するには参考になると思います。
 

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・「今日から始められるかな?」という
  クローズド・クエスチョンをして、
  部下が解決策を実行できるようにしていることも
  見逃してはいけません。(p27)


 ・話を聞きながら、それに対して
  判断を下してしまったら、
  聞いたことにはなりません(p59)


コーチングのプロが使っている質問力ノート
ルパート・イールズ=ホワイト コーチ・トゥエンティワン 戸田 ちえ子
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2004/02/15)
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3 入門書かな~??
4 上司や部下と関係を改善したい方にもお勧め

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


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