【書評】「普通の主婦がボディメイク講師として 成功するまでに何をやったのか?」 小林 正弥
2026/09/03公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(87点)
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要約と感想レビュー
講座型ビジネス実践会とは
「億を稼ぐ勉強法」で小林正弥さんは、成功者を徹底的に真似し、メンターに相談し、顧客の成功にコミットすることで年収1億円を達成したと書いています。では、具体的にどんなことをしているのだろう?と思い、手にした一冊です。
この本は、専業主婦が講座型ビジネス実践会「The One」の支援を受けながら、「姿勢美人プログラム」を作り、年収3000万円を実現する物語となっています。小林さんが主宰する講座型ビジネス実践会「The One」で成功したクライアントの事例を、ストーリー形式で紹介したものと考えられます。
この本の内容から推測すると、「The One」は、無料セミナー→月額1万1000円のサブスク→数か月で数十万円の本講座というビジネスモデルと思われます。
プライベートサロンを作り、単価が3か月で40万円。それ以降も月額4万円のサブスク商品を買ってもらうので、1人当たり年間販売売上高が約80万円、仮に40人のお客さんがいれば、合計の売上が3200万円になる(p228)
インプットとアウトプット
講座型ビジネスで売れる商品を作るためには、4つの段階があります。「インプット」「アウトプット」「プロダクト」「マネタイズ」です。著者がお勧めしているのは、インプットしたことをアウトプットしながら成長していくことです。
具体的には、SNSで情報発信したり、コミュニティに参加して学んだことをアウトプットしたりします。「The One」も、こうしたコミュニティに該当するというわけです。
なぜインプットとアウトプットが必要なのかといえば、自分の知識や経験を商品化するため、ノウハウを「言語化」する必要があるからです。学んだことをアウトプットし続けることで、自分の知識や経験が整理され、顧客に価値を伝えられるようになるのです。
プロダクトの段階・・・自分のスキルを言語化・体系化して売れる形にする(p168)
売れる商品を作る
ただし、商品を作っただけでは売れません。その価格に見合う価値があることを、顧客に伝える必要があるからです。
そこで重要になるのが、自分自身の過去の成功体験です。講師がどのような悩みや挫折を経験し、そのスキルを身につけることで、どのように人生を変えてきたのか。そのストーリーが人の心を動かすのです。
「自分と同じような人が、同じ悩みを抱え、失敗を乗り越えてきた」とわかれば、聞き手は共感します。講師が普通の人であればあるほど、多くの人に共感してもらえるのです。
言語化のプロセスを通して、自分のつらかったこと、恥ずかしかったこと、苦しかったこと、悲しかったことすべてに意味があったと知ることが、講座型ビジネスの醍醐味なのかもしれません。
自分の価値=本来自分が持っている本質的な部分×過去の自分の成功体験(コンプレックスを解消した等)(p82)
高額商品を売る方法
人は、商品ではなく、「商品を購入した後に変化した自分」にお金を払います。だからこそ、講師自身がどんな悩みを抱え、それをどのような方法で解決したのか。そして顧客をどんな未来へ導くのか、その道筋を示す必要があります。
小林さんの講座型ビジネス実践会「The One」では、売上1億円45名、3000万円115人、100万円251人という実績を示し、参加者に「自分にもできるかもしれない」と感じさせています。
もちろん、講座型ビジネスを始めれば必ず成功するわけではありません。だからこそ、こうした成功の実績を示しつつ、さらに書籍を出版することで多くの見込み客に実績をPRしていくのが一つの王道なのでしょう。
やや煽り気味とはいえ、講座型ビジネスの立ち上げを経験することで、メンバーは経営者の仲間入りをすることになるわけで、素晴らしい取り組みだと思いました。小林さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・何よりも美緒子自身も挑戦することを恐れていた・・・もし、それで上手くいかなかったら?(p52)
・なりたい自分はどんな自分?・・・自分の力によって、周りの人々を幸せにし、その人たちから感謝され、必要とされる人間(p233)
・テスト販売・・・ちょっと見切り発車くらいのスピード感で実践に移行(p200)
▼引用は、この本からです

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【私の評価】★★★★☆(87点)
目次
Prologue:平凡な主婦、起業を思い立つ!?
Chapter1:こうして自分の中の価値を見つけ出す
Chapter2:自分の中の課題を克服したときの達成感を思い出す
Chapter3:知識メタボから脱却する
Chapter4:自分の価値をお金に換える方法――スキルをレシピ化してマネタイズしよう!
Chapter5:自分の人生のストーリーを作文にする
Chapter6:自分を安売りするのは愚の骨頂――キーワードは少人数、高単価
Epilogue:成功の先にあるもの〜念願のパリ旅行
著者経歴
小林正弥(こばやし まさや)・・・THE ONE株式会社 代表取締役社長。ビジネス教育者。
早稲田大学理工学部電子情報通信学科卒。起業したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイトを経験。人生のどん底で、自分を最高値で売ることを決意。30代前半で独自のビジネスモデルを構築し、完全リモートワークで1億円プレイヤーを実現。自分のスキルをマネタイズする「THE ONE 新・講座型ビジネス実践会」を主宰。同実践会は4年間で500名以上のビジネスコミュニティとなる。
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