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「続けられる人になるための37の「やめる」:脱・三日坊主で弱者でも勝てる」三浦孝偉

2023/03/08公開 更新
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「続けられる人になるための37の「やめる」:脱・三日坊主で弱者でも勝てる」三浦孝偉


【私の評価】★★★★☆(81点)


要約と感想レビュー

ビジネス系メルマガ読者2万人、ラグビー情報YouTube登録1万8000人という著者が教える継続のコツです。500人以上にビジネス指導する中で見えてきたのは、継続できる人は、「達成した未来」を具体的かつリアルにビジュアル化できているという。


反対に継続できない人は、抽象的で建前のような話が多いのです。これは、自分の本心にウソをついているのか、自分の本音がわからなくなっているのでしょう。そしてやる気に満ち、ワクワクしながら取り組むというよりは、クールに淡々と継続する人が続くのだという。


・成功者は、モチベーションなんかではなく、「続けられるルール・仕組み」・・を理解している(p37)


そして継続できる人は、小さくはじめます。できれば毎日やってみるのがお勧めです。どんな継続も「毎日」が一番楽なのです。そして最初はあれもこれもやるのではなく、1つに絞ります。それでもやる気が出ないなら「1分でもやってみる」「最初だけでもやってみる」という気持ちで一歩を踏み出すのです。


なにも素晴らしいことをする必要はないのです。メルマガなら5行でもいい。YouTubeなら1分でもいい。腹筋なら5回でいい。ランニングなら1分でいいのです。とにかくやってみる。うまくいっている人を真似てみる。ちょっとでも、適当でもいいから今日、この日に小さな変化を与えるのです。もし継続できれば、世界が変わります。「継続」は、価値を超えるのです。


・今の生活に何かしらの「継続」を加えて、新しい世界を覗く(p123)


この世の中には、「自分は継続できない」「自分にはできない」と思い込んで、動けない人が多いということなのでしょう。著者のお勧めは、自分は「継続できない」と諦める前に、その周辺でもがいてみることです。


「もがく」というのは良い表現で、自分ならできる範囲でやってみるということでしょう。そうして「もがく」ことで、自分らしさが絞り出てくるのだと思うのです。新しいことをやるためには、なにかを「やめる」ことも必要です。そのきっかけになる一冊だと思いました。三浦さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・まずは自分の本能・欲望に忠実になって、そこから社会や他人のことに目を向けても、遅くはない(p31)


・継続に成功した人たちには、・・ちょっと「冷たい」イメージに加え、・心配性な人・自分に自信がない人が多いです(p50)


・YouTubeをやるうえで絶えず参考にしていたのは、チャンネル登録者数100万人超えの人(p92)


・ビジネスコミュニティを運営・・一番効果があるのは、「月報(週報・日報)を書いてもらって、それに対してディレクションをしてあげること」(p98)


▼引用は、この本からです
「続けられる人になるための37の「やめる」:脱・三日坊主で弱者でも勝てる」三浦孝偉
三浦孝偉 、ぱる出版


【私の評価】★★★★☆(81点)


目次

Introduction 自分の現在地を知るための「やめる」
Chapter1 モチベーションに頼らないための「やめる」
Chapter2 SNSとうまく付き合うための「やめる」
Chapter3 時間を使いこなすための「やめる」
Chapter4 リフレッシュするための「やめる」
Chapter5 失敗してもあきらめないための「やめる」



著者経歴

三浦孝偉(みうら こうい)・・・株式会社KOIコミュニケーションズ代表取締役。博報堂に13年間勤務した後、独立。法人コンサル+副業・起業アドバイザー。 情報発信ビジネスを主軸にし、メールマガジン2万人の読者に毎日10年間メルマガを配信する。 YouTube登録者数は19,000人。 多くの方に副業・起業支援を行う中で、結果を出すために大切なのは、学歴や地位などではなく、何より地道に真面目にコツコツ取り組むことだと実感。 「継続こそ最強」と考え、継続研究とその指導に力を入れている。


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