「SNSマーケティング大全」門口妙子
2022/06/15公開 更新

Tweet
【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
多くの人がスマホ片手にYouTube、Twitter、Instagram、LINENなどのSNSを楽しみ、世界的なブームを作り出す時代になりました。
ネット広告はテレビの広告収入を超えています。飲食店に行くと投稿してくれたら一品サービス。LINE登録でプレゼントなどが用意されていることが普通になっているのです。従来のポイントカード(顧客カード)もスマホアプリに置き換わり、手紙のDMがLINEの公式アカウント登録に置き換わっています。
SNSの強い点は、ユーザー自らが投稿してくれて、それを読んだ人が影響を受けるということでしょう。ネット上で口コミが拡散していくのです。
・実店舗で投稿をしてくれた人にプレゼントを用意する(p19)
SNSの良いところは数字で結果が見えるということです。1日1回、週に3回といった形で定期的に投稿することで、フォロアーが増えていくのを把握していきましょう。同じような投稿ではフォロアーが増えないとか、ネタの選び方でフォロアーの増加数が変わるなど反響を見ながら軌道修正していくのです。
もちろんYouTube、Twitter、Instagram、LINENなどはそれぞれ得意分野や使っているユーザー属性も違いますし、機能もどんどんアップグレードされているので、試行錯誤はどこまでも続くのです。
・最終的な目的(KGI)と、そこに向かうまでの中間目標(KPI)を定め・・・軌道修正(p27)
機能の説明が多く、SNSマーケティング入門という印象の一冊でした。だれもが使うSNSですので、この本に書かれてあることくらいは知っていないとまずいということなのでしょう。実際にやってみるとわかることも多いので、この本を片手にそれぞれのSNSにアカウントを作って、運用してみるとよいのではないでしょうか。
もう少し事例があると、そうした運用の参考となるので、印象が良くなると感じました。門口さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・設定したターゲットがSNSアカウントからどのような「アクション」を取ってほしいか、という運用目的も決定します(p26)
・Instagramは、写真と文章を投稿するだけでなく、現在では動画投稿やストーリーズ(24時間で消える投稿)、ライブ配信・・・バリエーションが最も豊富なSNSとなりました(p43)
・LINE公式アカウントに登録してくれるユーザーは、・・既存客や常連客が多く・・・再来店の促進やリピーター獲得を目的に活用(p134)
・既存顧客向けのYoutube動画の例・・・商品の取り扱い説明を動画で解説、商品のお手入れ方法の紹介(p166)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1章 SNSマーケティングの基本を知ろう!
第2章 Instagram(インスタグラム)を活用しよう!
第3章 Twitter(ツイッター)を活用しよう!
第4章 LINE(ライン)を活用しよう!
第5章 YouTube(ユーチューブ)を活用しよう!
第6章 TikTok(ティックトック)を活用しよう!
著者経歴
門口妙子(かどぐち たえこ)・・・株式会社ROC(ロック)SNSプロモーション事業部門ディレクター。 大学卒業後、東京都内の児童館職員として勤務後、株式会社ROCへジョイン。SNSディレクターとして様々なクライアントのSNS運用を担当する。
この記事が参考になったと思った方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
メルマガ[1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』] 3万人が読んでいる定番書評メルマガです。 >>バックナンバー |
|
この記事が気に入ったらいいね!
コメントする