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経営学の成功例を学ぶ「ど素人でもわかる経営学の本」中川功一

2020/09/20公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(70点)


要約と感想レビュー

■大阪大学大学院の准教授が教える
 経営の考え方です。


 羅列的に並べていますので
 どこからでも読める本です。


■経営とは答えのない世界ですが、
 うまくいく人はうまくいく。
 だめな人はだめになる。


 だからこそ、こうした本で
 成功事例を研究することは
 無駄ではないと思うのです。


 中川さん、
 良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・MVPはMinimum Viable Productの略で、非常に簡単につくったプロトタイプを指す。近年では商品概要やコンセプトを数分程度の動画にまとめた「ビデオ」MVPが、シリコンバレーなどで活用されている。商品の魅力が伝わりやすくなるのみならず、自分たちのつくりたいものが何であるかもクリアになる(p53)


・ドン・キホーテの戦略は・・あらゆる商品を天井近くまで積み上げる独特の「圧縮陳列」・・・顧客にはドン・キホーテに行って「宝探しをする」という楽しみが生まれました(p58)


・エシカル消費・・・もともと「倫理的な」を意味する英語・・・エシカル消費の1つとして、フェアトレード(公正な取引)商品があります(p89)


・フリーミアムの典型例はスマホアプリ・・・収益化の仕組みは大きく分けて、広告による収益、課金による収益、関連グッズによる収益の3種類があります(p101)


・「コントロール」とは、組織の中での日々の活動について、人々に、しなけらばならない(Must)、するべき(Should)、すべきえはない(Should Not)、してはならない(Must Not)という基準を人々に与える作業です(p189)


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▼引用は、この本からです


【私の評価】★★★☆☆(70点)



目次

第1章 そもそも経営学って何?
第2章 新しい事業を創造する「イノベーション論」
第3章 売れる仕組みをつくる「マーケティング論」
第4章 事業のかたちをつくる「事業システム論」
第5章 会社の方針を描いて決める「経営戦略論」
第6章 自分の働き方を考える「組織行動論」
第7章 会社を動かす仕組みを知る「経営組織論」
第8章 経営学で押さえておきたい人物


著者経歴

 中川功一(なかがわ こういち)・・・大阪大学大学院経済学研究科准教授。2008年、東京大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、2009年に経済博士号取得。学生教育、社会人教育、産学連携、研究の4つの活動を軸に、現場で活きる理論の創出と普及に取り組む


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