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「今からはじめれば、よゆうで1億ためられます!」八木 エミリー

2020/08/24公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(89点)


要約と感想レビュー

 著者は証券会社で働きながら、株式投資、不動産投資をはじめ資産6億円を達成したという。詳細は不明ですが、仮に不動産で10%の家賃があるとすれば、経費を除いて年数千万円が残る感じでしょうか。


 著者が不動産投資をはじめた2015年、当時は銀行も積極的に貸し出しを行っており、金利も低く、チャンスだったのでしょう。ただし、銀行が簡単に貸すわけはなく、著者は50以上の銀行に営業をかけて低利での融資を引き出しているのです。


・積み立てもするし、個別株も買うし、不動産も買います・・・成功する人は世の中のマクロな流れに乗ってやるべきことをやった人です(p167)


 著者の不動産投資が目立ちますが、著者のお勧めは10年、20年、30年の長期投資を行うこと。


 まず最初に収入の3割を強制的に投資用の別口座に移してしまう。つまり収入の3割を投資に回し、利回り5~10%で利殖していく。それは株式であり、投資信託であり、不動産であり、事業投資かもしれません。自分が投資先を見極めるのです。


・時間軸を長く取る・・・10年、20年、30年と長期的に考えながら資産形成をしていけばいいのです・・・(p169)


 現在は20年非課税の「つみたてNISA」がおすすめようのです。私も「つみたてNISA」はじめました。種銭を作りそれを安定的な投資、リスクの高い投資に割り振っていくという基本を押さえている点でしっかりしていると思いました。


 最後に、自分の人生の理念、ビジョン、目標設定に触れているところも好感が持てました。八木さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・銀行にただお金を預けておくことは、資産を守ることではなく、あなたの資産が勝手に目減りすることをただ黙って見ていることと同じです(p37)


・1:1:3:5の法則・・・最初の「1」は・・寄付です。次の「1」は両親のために運用する分です・・・「3」は、投資に回します。何も考えずに証券口座にぶち込みます。最後の「5」が自由に使うお金で、お小遣いや生活費になります(p192)


・家計簿が習慣化すると、ムダ遣いが本当になくなります(p196)


・「収入の10%を絶対に寄付する」と決めて、実践しています・・・労働収入のうちの10%です(p182)


・株を買うときに大事なのは、その企業やサービスを「心から応援したい」と思えるかどうかです(p79)


・生きる土台として人生理念があり、その上にくるのが将来のビジョンです・・・さらにその上に人生目標があります。目標は健康、人間関係、お金、仕事、趣味・教養の5つに分けて10年計画を立てます(p206)


・1万円のセミナーに行くより、1万円投資して、1万円損したほうが得るものが大きいんですよ!(p201)


・自己肯定感を上げる方法・・・神社のお参りやお墓参りなどがおすすめですが、最強の方法は「約束を守る」こと。特に「自分との約束を守る」のは、かなり自己肯定感が上がります(p179)


・銀行が都合よくお金を貸してくれる・・・なんてことはありません・・・まずは銀行のリストづくりです・・・アポが取れたら会うまでに、資料と直筆の手紙を送ります・・・現在の金融資産一覧・・・希望に近い物件でつくった返済シミュレーション(p146)


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▼引用は、この本からです

八木 エミリー 、ビジネス社


【私の評価】★★★★☆(89点)



目次

第1章 収入のすべてを使い切っていた時代
第2章 どんなときもドルコストは負けない
第3章 株は思惑で買って現実で売る
第4章 ついに念願のマンション1棟買い!
第5章 長いものに巻かれた者が勝つ
第6章 お金持ちのマインドをつくる


著者経歴

 八木エミリー (やぎ えみりー)・・・ 愛知県出身。日本女子大学理学部卒業後、2013年に野村證券株式会社に入社。初年度で東海地方営業成績1位。2013年より株式投資を始め、2015年不動産賃貸業に初挑戦。2017年より独立系ファイナンシャルプランナーとして主に富裕層向けに資産活用のアドバイスを行うほか、一部上場企業の社員向けセミナーを行なう。オンライン金融サロン「em会」を主宰。


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