「弱さをさらけだす勇気」松岡 修造

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弱さをさらけだす勇気

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■松岡 修造さんのイメージは、
 サービスだけでウィンブルドン
 ベスト4になった実績のすごさ。


 それと、芸能界に入って
 熱血指導する濃いキャラクター。


 その熱血指導の背景には、
 自分自身がカラを破るために
 お気軽テニスの慶応義塾高校から
 柳川高校に転校した経緯があります。


 柳川高校でのスパルタ練習で
 松岡修造のテニスは強くなり、
 インターハイの男子シングルス、
 男子ダブルス、団体の完全優勝を
 達成しているのです。


・子供たちに求めているのは、
 消極的なカラを破り捨て、
 「どんな状況でも自分は大丈夫だ!」
 と思い込み、
 勇気を出して行動することです(p170)


■プロになって松岡さんは、
 世界レベルで通用するのは
 サービスくらい。
 心が強いわけではない。


 そうしたところを
 考え方でカバーしてきたという
 思いがあるのではないでしょうか。


 それだけ頑張れたのは、
 自分で選んで決めた道だから。
 自分のベストを尽くしてきた
 という思いがあるのでしょう。


・いちばん良くないのは、
 「人に言われたから、こっちでいいか」
 と、他人に流されるような感覚で
 行動してしまうことです(p91)


■最初は他のスポーツ選手の言葉の引用が
 多かったのですが、後半は自分の経験を
 解説してもらってうれしかったです。


 弱いから努力ができる、
 弱いから工夫する、
 松岡さんは弱さを強みに
 変えたのだと思いました。


 松岡さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・僕は毎日、鏡に映る自分に向かって
 「誓いの言葉」を発しています。
 独立決断
 自分はけが、病気は絶対しません
 怒らず、恐れず、悲しまず
 正直、親切、愉快に力と勇気と信念を持って
 自己に対する責任を果たし
 愛と平和とを失わざる今日一日
 (家族の名前)と、
 おごそかに生きていくことを誓います(p206)


・僕が瞑想したり座禅を組んだりするのは、
 自分のなかのマイナスの要素を消すためです・・
 心のなかにある焦りや不安や苦手意識を
 捨てます。別の言い方をすれば、
 心のなかになる"マイナスタンク"を
 空っぽにしているわけです(p202)


・僕がおすすめするのは、「自分の
 取扱説明書(トリセツ)」を書くことです・・・
 ・好き・得意な勉強や仕事 
 ・嫌い・苦手な勉強や仕事
 ・長所    ・短所
 ・好き・得意なスポーツ 
 ・趣味・習い事
 ・学校や会社での役割  
 ・その役割のためにしていること
 ・最近読んだ本のタイトル
 ・その本の面白かったところ・・・
 ・将来の夢  
 ・その夢の実現のために頑張っていること
 応用機能「やる気スイッチ」
 ・・をすると元気になり、勉強や仕事を頑張れます。
 使用上のご注意・・(p73)


・「私はすぐにあきらめてしまう弱い性格です」
 と言う人がいます。
 でも、すぐにあきらめてしまうのは
 その人の性格ではなく、心です(p66)


・僕は現役時代に、外国人を含めて何人もの
 メンタルトレーナーにお世話になりました。
 彼らが、「こうしなさい」と言うことは
 けっしてありませんでした。
 僕の話を聞いて、
 「どうしてそう思うの?」
 「それで、どうしたいの」と
 質問をしてくるだけ(p144)


・「~しなければいけない」から「できる」思考へ・・
 プロゴルファーの宮里美香さんを取材したとき・・
 美香さんは、「I have to」の上に
 大きく「×」を書いた紙を
 ゴルフバッグの中に入れていました(p75)


・ベストをつくした末の敗北や失敗は、
 「自分には何が足りなかったのか、
 どうすればよかったのか」という
 反省につながっていきます(p105)


・大事なところで緊張するのは、
 「この試合に絶対に勝ちたい」
 「自分の気持ちをうまく伝えたい」
 と本気になっている証拠だと思っています・・
 緊張するのは、いいことなんです!(p194)


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【私の評価】★★★☆☆(77点)

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■目次

はじめに 弱さがあるから、僕たちは強くなれる
序 章 果たされた4年前の「約束」
第1章 「弱さ」を武器にせよ
第2章 夢は「つくる」もの
第3章 崖っぷち、ありがとう!
第4章 本気になるのはカッコいい
第5章 修造流 心のエクササイズ
おわりに 人と比べない、過去の自分と比べない



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