「0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための」伊藤羊一

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0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための

【私の評価】★★★★☆(82点)


■日本興業銀行、プラス、ヤフーと渡り歩き
 ヤフーではアカデミア学長を務める
 著者の一冊です。


 「0秒で動け!」というのは、
 一種の誇張であって
 ある程度のデータを集め
 仮説を持って動くということです。


 いかにデータばかり集めて
 仮説を立てず、
 動かない人が多いのか、
 ということなのでしょう。


・右脳で一瞬でポジションをとる
 ↓
 結論に紐づけているデータと事実を用いて
 一瞬で仮説を述べる
 ↓
 腹落ちしてすぐ動ける
 みんなも納得してすぐ動ける
 ↓
 失敗したら軌道修正(p11)


■面白いのは、
 会社員としての経験が長いためか、
 いかに組織を動かすのか、
 という点が充実しているところです。


 「一対多」「一対一」の
 コミュニケーションを使い分ける。


 根回し、仲間作り、
 共通の目的から入るなど
 著者も苦労してきたんだなぁ
 と感じさせてくれるのです。


・「正しいこと」を通すというよりも、
 最終的には、みんなが笑顔になれるような形で
 終えることを目指すのが、チームで
 「物事を動かす」時に大事なところです。
 もちろん、元々の目標・・というところは
 外してはいけません。それを前提としつつ、
 会議のメンバーが笑顔になることも大事だから
 同時に目指そうね、ということです(p182)


■どうせ仕事をするなら、
 自分の関わる仕事をより良いものに
 したいという思いは
 誰でも持っているでしょう。


 そうした時に、一歩を踏み出す
 勇気をくれる一冊だと思いました。
 一歩踏み出せば、そこから
 また学ぶことができるのです。


 伊藤さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「自分の人生を変え,
 イケてる未来をつくるには,
 どうしたらいいですか?」・・
 私は,いつも同じことを言います。
 「今日の行動を変えましょう」(p4)


・たたき台が生まれて物事は進むわけです。
 要は,「頭出しの結論」とは,たたき台です。
 最初に意見を言うのはみんな怖いから,
 黙っているわけですね(p23)


・〇調査を依頼されたら,その目的と方向性,
 報告書の体裁案だけ,翌日確認し,
 3日後にラフな体裁でストーリーを提出する
 ×立派な形にしようと提出期限ギリギリまで
 1人で粘り,完成形で提出する(p29)


・無理やりにでも仮説をひねり出し,
 その仮説から結論を出し,
 その結論に基づいて動いてみる。
 それを繰り返すから,
 本当の自信につながっていくのです(p45)


・自分の中で志が明確になると,
 身のまわりのどんな事象を見ても
 「自分だったらどうするか」
 ということを考えるようになります(p88)


・「業界を変える」でも「営業成績で1番になる」でも,
 「目立った成果を出して『情熱大陸』に出る」でも,
 何でも構いません。まずは宣言して,
 その目標にコミットしていきましょう(p104)


・一番下はマインドです・・
 その上にあるのはスキルです・・
 そして水面の上にアクション
 (行動そのもの)があります。
 行動は他人から見えるので,
 水面の上にあります(p9)


・周囲の期待値は下げておく・・・
 「正確ではないかも
 しれないんですけど・・」(p112)


・日頃の人間関係は、質より量・・・
 日々5分のジャブが大事です(p150)


・ヤフーでは社内制度として,週1回,
 1on1と呼ばれる振り返りのミーティングを
 行っています。マネジャーがコーチとなり,
 メンバーと振り返りを行うのです(p128)


・資料の1枚目に共通の目的を書いておく・・・
 ある会社を訪問した時のことです。
 あらゆる会議の資料の1枚目に、
 その会社の目的や信条が、
 必ず書かれていました(p176)


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■目次

第1章 結論を出せ!
第2章 一歩踏み出す
第3章 人を動かせれば、心配はなくなる
第4章 自分を動かし続ける「原動力」をつくる



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