「教養としての「ローマ史」の読み方」本村 凌二

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教養としての「ローマ史」の読み方

【私の評価】★★★☆☆(70点)


■ローマの歴史から現代への応用を
 考えようという一冊です。


 しかし、ローマの歴史は文字で
 記録されたものを読むことにより、
 その歴史・文化を想像するしかありません。


 現代への教訓を導き出すのは
 なかなか難しいものだと感じました。


■ローマの歴史は現代のヨーロッパの
 歴史とつながるものですので、
 西欧人と付き合いのある人には
 必須の知識です。


 西欧人と付き合うようになったら
 もっとローマについて
 学んでみたいと思います。


 本村さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・民衆を説得すること(人)をギリシャ語で「デマゴーゴス」と言います・・本来のデマゴーゴスは、単に「民衆を説得する人」という意味の言葉でしかありません(p39)


・ポリュビオスは、このようにギリシャの政体が安定しないのは、常に「独裁」「貴族制」「民主政」という3つの要素のどこかに偏り過ぎるからだと述べています。どこかに偏るため、内部において「スタシス」つまり権力争いが絶えない(p47)


・ローマ軍というのは、決して連戦連勝の常勝軍ではありません。恥辱にまみれた大敗も数多く経験しています。そんなローマ軍が大帝国にまで発展することができたのは、決して敗北という恥辱に沈むことなく、復讐心を掻き立て、その恥を必ず雪(そそ)いできたからなのです(p56)


・ローマは住民の数ではヒスパニア人(今のスペイン、ポルトガル)に劣り、活力ではガリア人に、多才さではカルタゴ人に、それから学芸ではギリシア人に及ばない。しかしながら、神々への敬虔さと慎みにおいては、ローマ人はいかなる人々にも引けを取らない(p93)


・ローマはゲルマン人の移動そのものは認め、ローマの中に彼らを受け入れもしたのですが、やはり違った価値観を持つ人たちが大量に入ってくるわけですから、どうしてももめ事が絶えなくなってしまうのです(p334)


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