「やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術」ドナルド・ロース
2019/02/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■世の中には
「選択と集中という戦略」が
あります。
例えば、私がアップルPowerBook3400を
使っていた頃は、アップルは
普通のパソコン会社だった。
ところがジョブズがアップルに戻ると
iMac, iPad, iTune, iPhoneと
ネットに集中した商品とサービスに
集中し、今のアップルを作り上げました。
だれもがネットの破壊力は
理解していたものの
実際に会社全体の商品、サービスを
大転換するのはジョブズだから
できたのでしょう。
・1,2,3・・とまず優先事項のリストを作る。
それから4以降をすべてカットする・・・
これで彼女には優先度の高い3つで
結果を出す時間が増えたわけだ(p22)
■この本では、そうした
「選択と集中」戦略を
教えてくれる一冊です。
3つに絞る。
シングルタスクにする。
自動化する。
得意なことに集中する。
わかっちゃいるけど
やめられないことは多い。
それを再考したいものです。
・自分の得意なことと、実はそれほど
得意ではないことを知るのは大事なことだ。
これをアメリカの有名投資家ウォーレン・バフェットは
「守備範囲(サークル・オブ・コンピテンス)
と呼んでいる(p47)
■内容は良いのですが、
説明も「選択と集中」で
簡易なものとなっています。
読むのは簡単ですが、
もう少し説明してもらうと
ありがたいと思いました。
ロースさん
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分の行きたい大まかな方向は知っておくといい。
さもないと、どこにもたどり着かないからだ。・・
せっかくなら新しい経験や発見を求めて
出かけたほうがいい。
というわけでゴールは定めるが、
道のりについては常に心を広く持っておくこと(p36)
・自分の仕事が象徴するものを、
1語から3語ほどに要約する
ハッシュタグを考えてみよう。
あなたがしようとしていることが
ライフプランと合っているかどうかを
検証するのに効果的だ(p63)
・シングルタスカーになる(p103)
・仕事?そんなものは真剣な遊びにすぎない
ソール・バス
(アメリカのグラフィックデザイナー1920~1996)(p142)
・小さく始める(p184)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■目次
第1章 クリエイティブな人にはなぜ時間管理が必要なのか?
第2章〈やらないことリスト〉法
第3章 人生―プランを立てる
第4章 仕事―ルーティンを作る
第5章 プロジェクト―余分なものを省く
最後に やらないことリスト