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「300枚のユニークな広告が語るこんなに明るかった朝鮮支配」但馬 オサム

2019/01/25公開 更新
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300枚のユニークな広告が語るこんなに明るかった朝鮮支配


【私の評価】★★★★☆(82点)


要約と感想レビュー

日本併合で奴隷を含む階級社会が解体

日韓併合時代の広告をみながら、植民地支配と批判される日韓併合時代がどうだったかを考える一冊です。広告というものは時代を反映する鏡です。スポーツカー、化粧品、オーディオ、デパートの広告を見ると朝鮮半島では活発な経済活動が行われていたことがわかります。スポーツカーの広告があること自体が、豊かさのバロメーターなのです。


例えば、京城自動車講習所の広告には、「暗黒世界から光明世界へ」「因襲的職業から解脱せよ文明的職業へ」といった言葉があります。李朝朝鮮時代は奴婢階級だけで多いときで全人口の4分の1の階級社会でした。日本との併合によりそれまでの李氏朝鮮の奴隷(奴婢)を含む階級社会が解体され、どんな職業にでも就職できるようになったのです。


・併合時代、半島の人々は被搾取者ではなく、立派な「消費者」だったのである・・なかには日本人相手に大儲けした人もいっぱいいる・・・併合時代の朝鮮人が目も耳も口も塞がれた、主体性をもたぬ奴隷だったと主張するのは、それこそ自分たちのご先祖さまに対する冒涜・・(p3)


従軍慰安婦は高級品の蓄音機をもっていた

今回の火器管制レーダーの照射のように、昔から朝鮮人は嘘や飛躍した論理を根拠にして敵を批判し、処罰するのが特性のようです。例えば、1944年にアメリカ軍がビルマ陥落作戦で捕虜とした朝鮮人慰安婦20名から聞き取り調査では、彼女たちは、ビルマ滞在中、将兵と一緒にスポーツ行事に参加して楽しく過ごし、ピクニック、演奏会、夕食会に参加していたという。そして、従軍慰安婦は高級品だった蓄音機をもっているほどの裕福な職業だったのに、軍に拉致され抹殺されたことになっているのです。


また、識字率が10%未満だったのが、日韓併合により朝鮮語を含む教育により識字率が上昇しました。この本では、ハングルまじりのイラスト入り広告を紹介しています。広告を見てもわかるとおり朝鮮語も自由に使われていたのです。「日本帝国主義が朝鮮から文化と文字を奪った」という韓国の主張がいかに無理筋なのか直感的にわかるのです。


さらに韓国では、自国民でさえ親日派、共産主義者とレッテルを貼り、投獄、抹殺しています。例えば、親日派(チムイルバ)のレッテルを貼られ、反民族行為処罰法によって牢獄に送られるリスクがありました。さらに恐ろしいのは共産主義者というレッテルで、李承晩政権によって共産主義者に仕立てられ、済州島四三事件や保導連盟で虐殺された韓国良民は100万人以上に及ぶというのです。


・朝鮮語を抹殺するどころか、日韓併合に合わせるように国内では、にわかに朝鮮後学習ブームまで起こっているのだ(p42)


朝鮮に生まれなくてよかった

朝鮮半島は、憎しみと悲しみの大地だと思いました。調子の良いときにはゴマをすり、調子が悪いときには抹殺する。そうした安心できない文化なのです。


また、1935年の本の中には、朝鮮および支那の一部にみられる独特の風習として借金の際に自分の妻なり妾を抵当にする「妻妾抵当」を紹介しています。朝鮮に生まれなくてよかったし、今後もあまり関わらないほうがよいのでしょう。但馬さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・大正天皇が朝鮮語を話せたというと驚く人が多い・・・文化抹殺のために民族の言葉を奪ったという"俗説"が未だまかり通っている証左だろう(p42)


・半島の乳幼児死亡率は・・・金哲著『韓国の人口と経済』によれば、1925年(大正14年)の死亡率は17.5%、以後、1930年(昭和5年)は15.0%、1940年(昭和15年)は13.5%、1945年(昭和20年)は12.5%(p39)


・戦前まで平壤には有名な妓生(きしょう、キーセン)学校が存在していた。日本軍慰安婦カミングアウト第1号の金学順さんが、この学校の出身者だったという。(p142)


300枚のユニークな広告が語るこんなに明るかった朝鮮支配
但馬 オサム
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【私の評価】★★★★☆(82点)


目次

第1章 「消費」が拡大し広告があふれた時代
第2章 民族を背負った「男」たち
第3章 「女性」が輝く併合時代
第4章 半島の「夜」



著者経歴

但馬オサム(たじま おさむ)・・・昭和37年東京生まれ。文筆人・出版プロデューサー・国策映画研究会会長。10代のころより、自動販売機用成人雑誌界隈に出入りし、雑文を生業にするようになる。得意分野は、映画、犯罪、フェティシズム、猫、と多岐にわたる


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