「残念な人の仕事の習慣」山崎将志
2018/09/24公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(80点)
■仕事のできる人は、
どんな仕事でも楽しくすることを
知っているんだな~と
感じる一冊でした。
逆に残念な人とは、
同じ作業をただただ
続けている人。
そして、残念な人に限って、
不平不満を口にするのです。
・私も会社勤めをしていた頃は、
苦手な上司がいた・・・
結局上司の悪口を言う人も
残念な人なのではないだろうか。
仕事で付き合う相手は、
自分を映す鏡でもある(p156)
■仕事のできる人は、
仕事をゲームにします。
仕事を改善し、
作業効率を善くする
ゲームをしているのです。
仕事とは基本的に
つまらない作業の
組み合わせでしかありません。
それを楽しくするかどうかは
自分しだいなのです。
・何らかの知識やスキルが身につく
ゲームをやっていた・・
国際電話のオペレーター・・・
国番号や市外局番、主要都市名などを、
仲間とクイズをしながら覚えるのが
面白かった(p140)
■いかにつまらない仕事を
面白くするのか。
いかにつまらない人生を
面白くするのか。
これは生き方そのもの
だと感じました。
山崎さん
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・無能、放漫によって放置されている
「無価値な熟練」は
世の中にあふれている(p22)
・二流は「単純作業」と嘆き、
一流は「実験の場」と喜ぶ(p131)
・1 よその国、特に発展途上国にできること
2 コンピュータやロボットにできること
3 反復性のあること・・・
もし、あなたがこの三つの条件に一つでも
当てはまる仕事をしているとしたら、
よく考え直す必要があるだろう(p146)
・ビジネスの世界では、
3%や5%のコスト削減は難しいが、
30%のコスト削減は意外に簡単だ
と言われている(p211)
・MKタクシーという会社は、
完全な階級社会だということがわかった・・・
売上や客の満足度が上ればクラウン
ロイヤルサルーンに乗れるようになる・・・
頑張った結果、正当に評価される
仕組みというのはとても重要だ(p119)
・「王将の強みは、安くてうまいだけでなく、
手作り感だ」と大東社長は述べている・・・
セントラルキッチン方式を止め、
各店舗で調理する昔ながらの王将スタイルに
戻したのである(p41)
・大きな書店ほど傘立てがない・・・
雨の日は書店の売上が落ちると聞くが、
その原因は案外傘立てにあるのかもしれない・・・
カバン置き、傘立て、コート掛け(p188)
・99%個人タクシーを使う・・・
車がいいというのも一つの理由だが、
最大の理由は、道をよく知っているからだ(p113)
・私はいつも「事務連絡やいい話はメールでも
いいけど、悪い話や相談事は対話か電話に
してほしい」と考えている(p84)
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
アスコム
売り上げランキング: 239,487
【私の評価】★★★★☆(80点)
■目次
第1章 ビジネス編 「損してトク取れ」方式のススメ
第2章 コミュニケーション編 残念なメールは金曜夜にやってくる
第3章 時間の使い方編 残念な人が乗り込む残念なタクシー
第4章 働き方編 二流は「単純作業」と嘆き、一流は「実験の場」と喜ぶ
第5章 イノベーション編 もしも書店から会計レジがなくなったら...
コメントする