「一流家電メーカー「特殊対応」社員の告白」笹島 健治

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一流家電メーカー「特殊対応」社員の告白 (ディスカヴァー携書)

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■テレビ番組で一流家電メーカーが
 パソコンの修理について特殊対応
 (VIP対応)を行っていたことを
 暴露していましたので手にした一冊です。


 A社は2016年の経営不振から
 早期退職を行ったらしいので
 ラップトップの生みの親の東芝では?
 などと想像しながら読みました。


 一流メーカーだけあって
 取引先や暴力団など
 無理を強要する人がいたようです。


・何度も暴力団事務所に行きましたが、
 不測の事態に備えて、いつも事前に
 最寄りの警察署を訪問して打ち合わせをします。
 必ず、警察の協力のもとで暴力団事務所に
 向かうことにしていたのです(p13)


■なるほどな、と感じたのは、
 今は情報犯罪の時代なのだな、
 ということです。


 ダークウェブで違法物を売る。
 チップにウィルスを仕込む。
 パソコンのHDDごと盗む。


 こうしたことが、
 普通におこなわれており、
 パソコンメーカーは
 対応を強いられているのです。
 (メーカーの責任ではないと思いますが)


・何者かがその企業に侵入し、
 5台のパソコンからハードディスクを
 抜き取り、まったく無関係な中古の
 compnoteから抜き取った同型の
 ハードディスク(あらかじめ故障させてある)
 と入れ替えた・・(p60)


■思ったより想定内の話だったので
 ★3としました。


 クレーム対応はどの会社でも
 大変なものです。
 言えないことも多いし。


 笹島さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・もしデータが消えたら、
 1ヵ月後にはおまえら二人とも
 コンクリで固められて
 大阪湾に沈んでいると思えよ。
 冗談で言ってるんじゃないぞ(p38)


・本社からの人事異動でこのような部署に
 流れてくる人は、事なかれ主義が
 多いように思います(p117)


・役員からの特殊対応依頼メールには・・
 △△さんと宇野田様との関係については
 社内外を問わず口外を禁ずる・・
 △△様はA社と関係の深い企業の
 重役を務める方です・・
 私は△△の愛人やねん・・(p119)


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一流家電メーカー「特殊対応」社員の告白 (ディスカヴァー携書)
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■目次

プロローグ サポートセンターでは受けきれないハードなクレーム
第1章 大病院の「建設データ」をサルベージせよ
第2章 宗教団体が霊界とつなぐ無線LAN?
第3章 画像は、行方不明の息子の居所を知っていた
第4章 どうしても韓流ドラマが観たいお客様
第5章 某国首相のパソコンに仕組まれた秘密



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