【書評】「執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学」新井 直之
2018/05/31公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(87点)
■資産50億円以上、年収5億円以上の
 大富豪に"執事サービス"を提供している
 新井さんの一冊です。
 大富豪がお客様ですから、
 大富豪がどんな考え方をしているのか
 学んだ内容となっています。
 大富豪の考え方は、
 無駄な出費はしないようにして
 効果のある投資には思い切って
 お金を出すというもの。
 つまり、お金を活かして
 使うということです。
・大富豪は、お金を増やすことよりも、
 余分な支出を削ることを
 大切にします(p68)
■そもそも、お金を活かして
 使うことが難しい。
 同じ遊びでも、ギャンブルは
 お金を捨てているようなもの。
 反対に、趣味の会は仲間ができる
 という意味で投資すべき対象。
 ではゴルフは?
 ゴルフで、良い仲間ができるなら
 良い投資と言えるのでしょう。
・遊びが先々、ビジネスで役立ってくる
 ということを経験上、
 よくご存知なのです(p45)
■さすが大富豪だけあって、
 王道の内容が多いと感じました。
 普通の人とは
 ちょっと考え方が違うのです。
 新井さん
 良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・思い立ったらすぎ行動に移すのも
 大富豪になる方の共通点です(p18)
・エキスパートを年俸2000万円で雇うより、
 500万円で雇える新卒に賭けるよ。
 500万円の新人なら同じ投資額で
 四回失敗ができるじゃないか(p41)
・さらなる成長に繋がるような施策に
 お金を投じていかないと、
 より大きな利益を得ることは
 難しくなってくる(p113)
・「この原価はおそらく100万円くらいのはず。
 それなのに、なぜ1980万円でも売れるのか。
 自分のビジネスにもうまく
 採り入れられないだろうか」
 という発想も持たれるようです(p122)
・現在と同じ収入が、
 将来にわたって続くとは限らない・・
 買えるときに一括して支払う(p101)
・浪費をするのはとても簡単だけど、
 生きたお金の使い方をするのは
 とても難しい(p129)
・大富豪にとって家は
 投資商品でもあるのです(p51)
・燃えるものには投資しない・・
 災害や戦争など予期しないことが起きても、
 実体が残るもの、価値が大きく
 変わらないものは信用していい(p32)
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【私の評価】★★★★☆(87点)
■目次
序章 世界の大富豪が富を築くまで
第1章 世界の大富豪の富を築く資産の増やし方
第2章 世界の大富豪の富を築くお金の使い方
第3章 世界の大富豪の富を築く人との付き合い方
第4章 世界の大富豪の富を築くお金の哲学












































