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「入社3年目の心得!」堀田 孝治

2018/05/30公開 更新
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入社3年目の心得


【私の評価】★★★★☆(81点)


要約と感想レビュー

 著者の掘田さんは営業部でバリバリ仕事をして、3年後にマーケッティング部に異動になりました。当時の著者は20枚の出張報告書を書いて、「次はA4一枚にまとめてね」と助言する上司に、「頑張って書いたのに!」と反発するようなダメ人間だったのです。


 さらには、締め切りが金曜日なのに、資料ができたのが金曜日。上司に資料を見せる時間がない!など仕事の基本が欠落していたのです。ついに著者は30歳で心身を病み、休職してしまいました。この本は、そんなダメリーマンだった著者が教える仕事の基本なのです。


・A4で20枚くらいの大作(報告書)・・今度からは、A4用紙1枚で頼むな!・・当時の私は「こんなに一所懸命に書いたのに、それはないだろ!」と自分の非を認めるどころか、心の中で逆ギレする始末でした(p93)


 この本で紹介される仕事の心得は、7つです。


 1 作業ではなく仕事をする
 2 ゴールから逆算して計画する
 3 標準に学び、改善する
 4 味方をつくる
 5 矛盾を両立させる
 6 全体最適で考える
 7 主体性を持つ


 これらは、指示されたことしかしないダメリーマンにとっては、仕事における気が付かない落とし穴です。


 例えば、上司から信頼性を落とさずにコストを下げろ!と言われると、ダメリーマンは「そんなこと無理!」と反発します。不満を持つのは当然かもしれませんが、そういう矛盾する課題を克服できるから自分はプロなんだ、という考え方もあるわけです。


・矛盾しているからこそ、価値がある(p124)


 本を読みすぎてダメな人の気持ちが分からない私にとっては目からウロコの一冊でした。そんな風に考えるダメな人がいるんだ!とびっくりしました。ダメダメサラリーマンだった著者だからわかることがあるのです。


 堀田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・どこで、なにをやっても、『仕事ができる』自分を作りあげておく(p42)


・参加者に必ずやっていただくワーク・・「高級旅館の下足番になったら、どんな価値を創出しますか?」(p76)


・「自分がされてうれしいことを相手にする人」は、「相手は自分と同じである」と思っている人であり、自分の価値観を押しつける人なのです(p92)


・『型を守った人』だけが『型破り』になれる。型を守ったことのない自己流など、『型なし』である」ある総合商社の・・人事部の部長さんが話された言葉です(p107)


・「上の立場で考える」・・(p96)


・しかたがないから「仕方はある」(p137)


・自分を大切にしながら他人へも配慮する(アサーティブ)(p177)


・「今日だけはやる」この「今日一日だけ作戦」で、私は、その後、どんどん習慣化することに成功します(p249)


・仕事での決断っていうのは、『半分の人に嫌われる』ということ(p52)


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【私の評価】★★★★☆(81点)



目次

第1章 なぜ「入社3年目」が大事なのか
第2章 「どこで、何をやってもできる人」になるには
第3章 「仕事の原則」を知る~7つの行動原則~
第4章 ビジネススキルを「原則」で使いこなす
第5章 「自己変革力」をマスターする
第6章 自分が望むキャリアを実現する


著者紹介

 堀田孝治(ほった こうじ)・・・クリエイトJ株式会社代表取締役。1989年に味の素株式会社に入社。営業、マーケティング、【休職】、総務、人事、広告部を経て2007年に企業研修講師として独立。休職にまで至った20代の自分のような「しなくていい努力」を、これからの若手ビジネスパーソンがしないように、「7つの行動原則」を考案。2年目には年間180日を超える出講をする人気講師となる。


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