「トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学」掛越 直樹
2018/02/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
■都市銀行で富裕層を担当していた
著者が教える富裕層の特徴です。
富裕層、大金持ちの定義は、
土地や家屋を除いた
金融資産で5億円以上です。
著者の顧客だったのは、
開業医、会社オーナーが
多かったらしい。
・大金持ちは、ご褒美をまず周りの人に与えてから、最後に自分です。大金持ちには、開業医や会社オーナーが多いのですが・・自分ひとりでは事業を進めることができないことをよく知っています(p85)
■印象に残ったのは、
大金持ちは貸金庫を使う
ということです。
スイスの匿名口座まではいきませんが、
日本で考え得る最高の安全が
貸金庫なのでしょう。
いわんや、人に印鑑を預けるとか、
ネットで入出金できるような
仕組みは使わないのです。
お金を扱うことの
怖さを知っているのでしょう。
・大金持ちは、貸金庫に預けた通帳でお金を引き出しています(p29)
■私の知っている経営者も
人間関係を大切にしています。
お金も大切ですが、
人間関係や気持ちの良い生活も
大切だからです。
掛越さん
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・仮に、その翻訳本が2000円以上であっても、自分にとって必要だと感じれば、迷わずその本を買います(p61)
・ビジネス書で得た知識を実践で生かしてきたからこそ、莫大な富を築いて大金持ちになったのではないでしょうか(p61)
・費用がかかる異業種交流会は参加者のレベルも高い・・高いお金を出して勉強をする意識がある人は、意識も高いということがわかっているからです(p79)
・大金持ちは、最低でも3年続けないと成功しないことを知っています。なにごとにつけ、努力を続けないと成功はあり得ないし、短期間で成功するのは困難。大金持ちはこう考えています(p198)
・熱海へは通常、新幹線を使いますが、大金持ちはあえて東海道線に乗ります。あっという間に、目的地に着いてしまうのが嫌だからです(p110)
・大金持ちは最寄り駅のひとつ手前で降りて、自宅まで歩きます・・・普段と同じルートで帰るということをとても嫌い・・違った風景を楽しもうとしているのです(p148)
・お金持ちは、値段を気にせず、近くのスーパーに行きます(p23)
・大金持ちは、外国人が自分の隣に座ったりしたら喜んで話しかけます。なぜかというと、外国人と話したことがあとになって話のネタになるからです(p115)
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
目次
第1章 大金持ちは本当にケチなのか? ―お金編
第2章 他人への気配りで自分も満足する ―行動編
第3章 財をなす人のセルフコントロール ―習慣編
第4章 成功の秘密はここにあった ―性格編