「時間を増やせば、人生が変わる 時間投資思考」ロリー・バーデン

【私の評価】★★☆☆☆（68点）

■時間を大切に使おう！
　という一冊です。

　時間とはだれにでも
　均等に割り振られた資産ですが、
　お金と似ているらしい。

　それは投資的に時間を使うと
　後で複利になって
　帰ってくるということです。

・一定の目標に短期間リソースを
　"傾ける"ことの利点は、
　ひとたび求める結果が得られれば、
　その後パフォーマンスのレベルを
　"維持する"のはずっと容易になる（ｐ25）

■では、時間を効果的に投資する
　使い方はどういったものか。

　ＦＡＱを作ること。
　人を育てること。
　新事業を立ち上げること。

　長期間にわたり
　役立つ仕組みをつくるのです。

・マルチプライア―たちの行動は
　周囲の人々をステップアップさせ、
　成果を上げさせていた・・
　自分で背負うことをやめ、
　仲間とともに進んで・・
　すべてを自分でするのはやめ、
　外のリーダーたちを育てていた（ｐ147）

■著者は、研修を行っている企業の
　創業者で講演活動も
　行っているとのこと。

　そういう意味では
　期待が大きかった分、
　やや内容が薄いと感じました。

　バーデンさん、
　良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・人は探し物に1日1時間を
　費やしているという！（ｐ18）

・私たちは、さほど
　重要ではないことに注意を向け、
　その日の最も重要なことを
　意識的であれ無意識的であれ
　先延ばしする（ｐ19）

・付け加えるのでなく、
　「削れるものがあるか」
　を問う（ｐ84）

・複利計算というものをよく知っている
　裕福な人々は、今日8％の利率で投資された
　5ドルは30年後には50ドルになることを
　知っている（ｐ108）

・不完全を許すというのは、
　失敗をするという人間にとって
　当たり前のことを許す、
　ということだ（ｐ147）

・「火を消す」を減らし、
　「種をまく」を増やそう（ｐ239）

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