「まちゼミ さあ、商いを楽しもう!」松井洋一郎
2017/05/24|

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【私の評価】★★★★☆(82点)
■まちゼミとは、
リアル店舗で開く
無料のセミナーです。
それを商店街全体で
「まちゼミ」として
PRするのです。
たとえば、文房具店なら
「初心者向け万年筆入門」として
見込み客を集めるのですね。
・自分にとってはごく当たり前のことなのに、
それをほんの少し披露しただけで喜ばれ、
受講者が喜んでいる姿を見て
自分もうれしくなる(p58)
■面白いところは、
人数を7人以下と
少なくしているところ。
少ない人数でやることで、
一人ひとりと密接に関わることができ、
親密になれるのです。
無料で売り込むこともないので、
良い関係を構築できるのです。
・まちゼミでは定員を
3人から7人程度を
推奨しています(p28)
■こういう少数セミナーもいいなあ~
と感じました。
効率が悪いように見えますが、
逆に効率が良いのかもしれません。
松井さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・集中すべきは、あなた自身が
やりたいことです。
目指すべきは、受講者に心から
喜んでもらうことです・・
ワクワク、ドキドキすることを
やってみましょう(p141)
・講師の話は全体の3分の1程度にとどめ、
残りの3分の2を受講者からの質問を受けたり、
意見を交換したり、受講者どうしが
交流する時間にあてれば、受講者に
心から喜んでもらえます(p87)
・まちゼミで開催した料理教室をきっかけに、
その後も独自に有料の料理教室を開いている
飲食店はたくさんあります(p140)
・便利なのが裏講座です。
チラシでは公表しない日程を予定しておいて、
チラシ配布前や受付日前に予約したいという
人が現れたらその日程で対応するのです(p154)
・店の外から講座の様子が見えるようにすると、
通りすがりの人へのPRになります(p160)
・全国の平均を見ると、再来店率は
20%から25%ほどになっています・・
岡崎市のウォーキング専門店「足軽屋」では
なんと60%を超えています(p170)
・「集客できる講座」は定番として残しつつ、
そこから冒険して少しだけ変えた講座に
ぜひ挑戦してみてください・・
いくつか試みているうちに、必ず再来店率の
高い講座が見つかります(p187)
・データでは、受講率、満足度、さらに
DMを出したか、ポスティングを行ったか、
クーポンなどでフォローしたかなども
各店ごとに集計されています(p245)
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【私の評価】★★★★☆(82点)
■目次
プロローグ お客様、店、地域が良くなる"三方よし"の実践
第1章 まちゼミを知る
第2章 まちゼミを実践する 運営成功編
第3章 まちゼミを実践する 個店繁盛編
第4章 まちゼミを発展させる、まちゼミで発展する
エピローグ まちゼミ魂を胸に秘める仲間とともに