「50代から本気で遊べば人生は愉しくなる」片岡 鶴太郎
2017/05/16|

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【私の評価】★★★★☆(86点)
■片岡 鶴太郎さんといえば、
私のイメージはお笑い芸人。
そして、途中でボクシングをしたり、
テレビドラマに出演したり。
そして現在は、画家として活躍しています。
こうした様々なことに
チャレンジしてきたのは、
お笑いとして成功しても
心が満たされなかったから。
お金持ちになり、夜、豪遊しても
何かが違うと不安な気持ちが
あったそうです。
・仕事もお金もあって仲間もいるけれど、自分の魂は全然歓喜していない。だからこんなにも空虚で不安な気持ちに毎日苛まれているのだ(p170)
■今は、3時~4時に起床して、
ヨーガと水シャワー。
朝食は2時間かけて、一日一食。
9時からひたすら絵を描き、
8~9時間かけて完成させて
寝るという生活です。
好きなこと、魂が喜ぶことだから、
集中できるし、
継続できるのでしょうね。
・「ボクシングの次は画なんかやって、今度は芸術家気取りかよ」と口さがないことを言われたこともあります。でも、何を言われても構いはしません。私の魂の根源的な欲求なのですから、どうしようもないのです(p212)
■好きなことをやっていると、
批判する人もいるそうです。
そんなことも気にならないくらい、
自分の好きなことをやって
突き抜けていることがわかりました。
やるならここまでやりたいですね。
片岡さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ふと振り返ってみると、赤い花が咲いていました・・花って裏も表もなく、誰が見ていようがいなかろうが、掛け値なしにしっかりと自分の人生を歩んでるんだな。すごいなぁ・・(p51)
・来る日も来る日も画を描きながら、今日より明日、明日より明後日、わずかずつでも前に進んでいけばいい。これは10年かけて鍛え上げていくしかないと腹を決めました(p64)
・5年目からは、画を売ることをやめました・・売るとなると、どうしても無意識にお客さんにウケそうなものを描いてしまいます。でも、見てもらうととなると、純粋に好きなものを描くことができる(p79)
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【私の評価】★★★★☆(86点)
■目次
序章 〝ものまね〟からスタート
1章 62歳、まだまだやりたいことだらけ
2章 画家として立つ
3章 「思い」を「実行」に移す
4章 どうやって身を立てるか
5章 自分の魂を喜ばせるために何をするか
6章 新たなことをはじめる勇気