【私の評価】★★★★☆(80点)
■マックスおじさんが
2人の若者に仕事のコツを教える
物語形式の一冊です。
「仕事は楽しいかね?」
とは、マックスおじさんの
決まり文句です。
目標設定⇒努力⇒成功
といった形ではなく、
やってみる⇒やってみる⇒やってみる⇒成功
という形が楽しいらしい。
・まだまだ素晴らしいアイデアがあるはずだ。
さあ、他にどんなことを試してみようか?(p139)
■そして優れた上司は、
部下にやり方を指示しません。
目指すゴールを示し、
やり方は部下に考えさせる。
上司が答えを出したら、
部下は育たないし、
楽しくもないのです。
・彼は解決策を与えようとしません。
ただ、みんなに最終的な目標を
思い出させるだけ。(p130)
■マックスおじさんは、
「分別のある人間には
何も成し遂げられない」
と言っています。
非常識でバカで愚かに見える人が、
仕事に革新をもたらすのでしょう。
ドーデンさん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・試してみることに失敗はない(p142)
・要求されていなくても、
解決策を三つ用意しておくことだ。
これと同じことを、広告代理店の連中みたいな
プロのクリエイターがやっている(p161)
・最初の解決策は人からの借り物、
二つ目の解決策は常識の範囲内、
三つ目の解決策が天才のアイデアだ(p161)
・いい計画を思いついたときは、
立ち止まってはいけない。
いい計画を思いついたことを喜び、
それをいったん脇に置いて自問するんだ。
『これをどれだけ素晴らしくできるだろう?』
って。・・そうすれば、飛躍するチャンスは
おのずから訪れる。わかるかい(p105)
・私のお気に入りの質問はこうだ。
こうすれば、顧客のお役に立てると
思いませんか?(p164)
・シェーンは会議の前にはいつも、
出席者全員を思い浮かべてこう自問するそうだ。
『認められたいと思っているのは誰だ?』そして
『それぞれが必要としているものは何だ?』とね(p177)
・素晴らしい社員について大勢の人に尋ねたとき・・
彼らが教えてくれた人たちは、
彼らより優れた人物ではなく、
自分を優れた人間だと
思わせてくれる人物だった(p182)
【私の評価】★★★☆☆(80点)
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■目次
プロローグ 良い会社が持っているもの、それは一握りの宝さ。
第1章 もっと良くできないかなあ?
第2章 目指すべきは、非常識な行動なんだ。
第3章 最初の解決策は人からの借り物、
二つ目の解決策は常識の範囲内、
三つ目の解決策が天才のアイデアだ。
第4章 最高の社員が人とは違う考え方をするのは、人より多くのことを知っているから。
彼らが人より多くのことを知っているのは、人より多くの質問をするからだ。
まとめ 与えられた仕事以外のことをすることで、
彼らは職場全体の意識を高め、周りの人をも向上させるからなのです。
エピローグ ぜひ試してみてほしい。
まずは何か"完璧な"ものを見つけ、
それをより良くすることから始めるのだ。