「教科書では学べない 世界史のディープな人々」鶴岡 聡
2016/04/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
■歴史とは、裏のトピックが面白いのでしょう。
学校で試験をすることは、
歴史を面白くなくしているように
感じます。
こうした本で、
歴史の裏の面を知っておきたいですね。
鶴岡さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・カトリック教会が各国の君主たちと
手を携えて発展していった頃の教会の役割は、・・
「陛下の戦争は単なる人殺しではなく、
国土の隅々にまでイエスの福音を
知らしめる崇高な締うなのです」と説いて、
国王の戦闘行為を正当化してやる
役割を担っていた(p66)
・ロシア革命の指導者の多くがユダヤ人だったように、
このユダヤ人が中心となったミュンヘン・レーテ
共和国粉砕のためにエッカートは次のような
激烈な詩を発表した。
「嵐、嵐、嵐・・・
ドイツよ目覚めよ!目覚めよ!」(p273)
・ヒトラーがいかに演説に巧みだったとしても、
それだけではナチスが政権党への道を
歩むことは難しかったろう。
エッカートの人脈と、政治的直観・・
ユダヤ人を絶滅できる実行力のある人物として、
彼はヒトラーにかけたのだ(p275)
教科書では学べない 世界史のディープな人々
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鶴岡 聡
中経出版
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
読んでいただきありがとうございました!
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