「リーダーの究極の教科書 論語」皆木 和義
2016/02/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
■松下幸之助、本田宗一郎、伊那食品工業、
渋沢栄一、伊庭貞剛、小平浪平などの
先哲を紹介しながら、
論語につながる経営を検証していきます。
論語では、学も必要ですが、
仁と義も必要としています。
いくら頭が良くても、
人がついてこなければ
どうしようもない。
■また、謙虚で、質素に奢らないという
姿勢も大事でしょう。
論語では、恭、倹、譲。
組織は人でできていますので、
組織の要諦は変わらないようです。
皆木さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・惑わないためには、
「ぶれない哲学」が必要(p32)
・はとバス再建の10カ条・・
リーダーは、ろうそく(蝋燭)のように、
わが身を削って周りを明るく照らし、
人の役に立たなくてはならない(p154)
・弟子の子貢(しこう)が「君子とはどんな人物か」
と孔子に訊ねた。孔子は
「まず主張したいことを実行してやって見せ、
そうして初めて口を開いて言いたいことを
主張する人のことだ」と答えた(p195)
・事業の進歩発達を最も害するのは、
青年の過失ではなく、老人の跋扈である。
老人は少壮者の邪魔をしないことが
一番必要である(伊庭貞剛(いばていごう))(p202)
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
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■目次
序章 論語が教えてくれること
第1章 人生と論語
第2章 ビジネスと論語
第3章 天命と論語
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