「日本を惑わすリベラル教徒たち」潮 匡人
2015/11/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
要約と感想レビュー
■確かに日本には工作員のような
文化人が存在します。
ただ、そうした人たちは
確信を持っているためか、
経験豊富なためか、
もっともらしい理由づけがうまい。
■本書は、感情的な批判が多いように
感じました。
事実を検証しながら、
それらの人の思考と拝啓を
しっかり検証すると
面白いのかもしれません。
潮さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・せっせとアメリカに従属することに血道を上げる「日本の日本」とは、いったいどんな日本なのか。それを「美しい」と自惚れるナショナリズムとは、いったいどんなナショナリズムなのか(姜尚中 SANJUN KAN)(p10)
・これからは日本国憲法の精神を守るためにも、それぞれの地域で「うちは全部オープンだ、無防備地域だ」と言っていくほうが早いという気がします。/やがて日本全体が無防備地域になり、日本をオープン・ネーションにしてしまうことも可能なわけです(井上靖)(p54)
・高橋哲哉氏は哲学者などではない。「哲学を専攻する大学教授」の仮面を被った運動家である。自ら韓国紙でこう明かす。「三年間、教育基本法の「改悪」を止めるため市民運動を呼びかけ、数千人規模の集会を七回開催するなど運動を行ってきた(p72)
・『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』には姜尚中教授、森永卓郎教授、井上ひさし氏らと並んで、半藤一利氏の名前も表紙を飾る(p89)
・「村の娘は全員奴隷にされた」と日本を非難する台詞もある。終盤、劇中映画の公開場面で妹が出生を告白、日本人観客が「朝鮮人は国に帰れ」と罵倒、在日朝鮮人が「クソ日本人」と言い返し「これがパッチギじゃ」と頭突き(パッチギ)を返し、大乱闘が始まる。井筒監督お決まりの馬鹿げた暴力シーンだ(p131)
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
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目次
1章 保守の劣化と政権交代の意味
2章 麻生政権―政権交代への足音が聞こえた
3章 福田政権前期―大連立構想の幻...
4章 福田政権後期―ねじれ構造に立ち往生
5章 安倍政権―保守再生はならず
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