本のソムリエが人生を変えるような良い本を紹介します
本ナビ > 書評一覧 >

「ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集」石角 完爾

(2014年11月24日)|本のソムリエ
このエントリーをはてなブックマークに追加

ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

【私の評価】★★★★★(90点)


■日本人からユダヤ人となった著者が教える
 ユダヤの成功哲学です。


 私は宗教とはある種の
 成功哲学であると思っていましたが、
 ユダヤ教こそ人生の成功法を伝える宗教です。


 そして週一回、安息日として
 その成功哲学を学ぶ時間を持つ。


 この本では、ユダヤの口伝律法と
 ヘブライ学者の議論をまとめた
 「タルムード」から
 ユダヤの教えを学びます。


・子どもは母親から「あなたがこんな目に遭ったらどうする?」と、問いかけられるのである。どうすればその困難を無事切り抜けられるのか、子どもは必至になって考えて答えを見つけようとする(p15)


■特に日本人と違うのは、
 ユダヤ人は議論好きなところ。


 異論は大歓迎
 異論なきところに決定なし。


 常に「なぜ?」という質問に
 答えを準備しようとするのです。


 「なぜ?」と質問すると、
 自分で考えろとはぐらかされる
 日本とは全く違うように感じました。


・ユダヤ人は「なぜ?」を、疑問を持つことの大切さを、非常に重んじている。実際、人々が考えることをやめ、「なぜ?」という言葉を忘れたとき、神や怒って大きな試練を人々に与えたのである(p124)


■そして、リスクは分散すること。
 世の中は、波動になっています。
 良い時もあれば、悪いときもある。


 良い時に、悪い時の準備を
 しておくのです。


 そういう意味では、今、
 何を準備すればいいのでしょうか?


 石角さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ユダヤでは、強制的に週一回、家族との時間、それも何物にも邪魔されない時間を持つことを戒律としている。その時は、電話も、テレビも、仕事もだめだとされている(p253)


・ユダヤ人は「お金を至上のもの」とは考えないが、見下したり軽蔑するようなことは決してなく、「心の平安は財布次第だ」「心を病むと体が悪くなる。しかし、金がないと両方悪くなる」とも言う(p24)


・大切なものを失わなければ何も得られない(p35)


・美味しい儲け話や、不相応な接待には決して乗らない。そうした話には必ず裏がある。悪いことに引き込まれる予兆だと考えるからだ(p83)


・国際的ビジネスに関しては「質問をしなかったこと」が命取りになることがよくある。とくに欧米の企業は「聞かれなかったこと」は開示する必要がないという態度を取る・・組しやすしと踏めば、したたかな相手はどこまでも付け入ってくるものだ(p98)


・日本では騙す方が悪い、という認識は共通だ。一方ユダヤでは騙される方が悪い、という認識が共通だ(p98)


・「相手が攻撃を仕掛けてきたその瞬間の反撃は、正当防衛として許される」というユダヤの教えがあるが、国際社会では、その場で反論しないと相手に同意したものと見なされてしまう(p99)


・インドに住んでいるユダヤ人の友人は、宝石の取引で蓄えたお金を「投資三分法」で運用している。三分の一は金などの商品で、三分の一はアメリカやドイツの国債や超優良社債で、そして残り三分の一を株式で持っている(p141)


・豊かさの次には必ず大貧困が襲ってくるしかし貧困の次に豊かさが来るとは限らない(p38)


幸せは単調な今の中にある「あなたのいる場所」を大切に(p211)


・人に認められほめられることほどその人に幸福感を与えることはない。されば、人にほめられることを単に待つのではなく、自分から人をほめてみよう(p250)


ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集
posted with Amazonアソシエイト at 14.11.23
石角 完爾
集英社
売り上げランキング: 171,161

【私の評価】★★★★★(90点)



■目次

はじめに タルムードに満載されているサバイバルの知恵
第一章 お金を引き寄せるユダヤ哲学
第二章 タルムードの知恵をビジネスに活かす
第三章 すべてを捨てる覚悟が道を拓く


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 

人気ブログランキングへ


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ20.png
にほんブログ村


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!


この記事のシェアをお願いします

この著者の本 : , ,



同じカテゴリーの書籍: