「3.11からのことづて 災後を生きる人たちの言葉」渡辺祥子
2014/11/09公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(70点)
■東日本大震災とその津波は、
東北地方に大きな傷跡を残しました。
その中でも生きている人はいるのです。
そしてそれを記録している人もいる。
■人はどこからでも立ち上がれる。
そんな気持ちを持てる一冊でした。
渡辺さん、
良い本をありがとうございました。
─────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「被災地から、希望の言葉を届けよう!」
病床で地震に揺られるという、逃げることのできない
現実を受け入れる体験をしたことで、
被災地に向き合う自分なりの覚悟が定まったのだ(p10)
・彼女の住むマンションでは、震災後、
自然発生的に、入り口の共用スペース(エントランス)
に野菜やらゆで卵やらが置かれたそうだ。
「○○○号室の○○です。手に入りましたので、
おひとつずつお持ちください」(p21)
・「被災の地で生きる人々の姿は、これからの未来を
生きる、世界中の人々の指針となり、力になる!」
と考えた私は、「全国の人々にそれを伝えることが、
被災者と支援者を結ぶことになり、未来を創ることに
つながるかもしれない」とのかすかな希望を持ち、
動き始めた(p78)
・自分だけ儲けたり、この店の売り上げを
倍にしたりするのは簡単さぁ。でも、
手間暇かけてでも、一人でも多くの人が
何かをできる仕組みを作んなくては。
そうでなきゃ、町は復興しないもの(山内正文)(p106)
TOブックス
売り上げランキング: 664,810
【私の評価】★★★☆☆(70点)
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ
読んでいただきありがとうございました!
コメントする