「間違いだらけの「優秀な人材」選び」奥山典昭
2014/10/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
■人材について考える一冊です。
よく言われるのは、
良いプレーヤーが、
良い監督とは限らないということ。
一生、プレーヤーのほうが
幸せな人がいるのです。
・実務で成果を上げるのに必要な能力は、管理職としてマネジメントを行うための能力とはもちろん別物(p28)
■そしてもう一つは、
目立つ人が優秀とは限らないということ。
口下手だけど、戦略、文書作成が
得意な人がいます。
その一方で、事務能力はないが、
口が達者で、対人関係がうまい人もいる。
世の中に完璧な人はいません。
その職場内の人員配置によって、
うまくバランスさせることが
大切なのでしょう。
・仕事がデキる人・・・「この人がいるから売上が上がった」・・「この人がいたから効率が上がった」「この人がいたから組織の士気が上がった」「この人がいたから部下が活性化した」(p80)
■人の能力というものは、
奥が深いのだと思います。
二人以上で仕事をするなら
避けられない問題です。
まずは、自分の能力を
知る努力をしたいものです。
奥山さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・明るく元気に振る舞う力
力強く相手や周囲に働きかける力
人に先駆けて動く力(p59)
・「自分自身で決める仕事のハードル」・・・「低い人はいつもほどほどに」「高い人はどこまでも突き詰めて」です(p96)
・大企業に残っていれば、「仕事のデキる人」のままで仕事人生を終えることができたかもしれません(p79)
・「上から目線」・・自分の知識や経験を披露して、周囲の人に自分の優位性を示すこと」が好きなのです(p125)
【私の評価】★★★☆☆(73点)
目次
序章 人の能力と正しく向き合えば「優秀な人材もどき」は生まれない
第1章 人を見る目がない会社に「適材適所」はあり得ない!
第2章 「見えやすい仕事力」に騙され、いつもいつも後悔していないか
第3章 「本当に仕事がデキる人」に備わっている「仕事力」とは
第4章 職場での行動から「本当の仕事力」のあるなしを見極める
第5章 判明してしまった「仕事力」 さて、その人をどう扱うか?
第6章 実録「仕事がデキる人」のいる風景
第7章 「優秀さ」を見極めることには困難が待ちかまえるが...
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