「逆境の中にこそ夢がある」蒲島 郁夫

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逆境の中にこそ夢がある

【私の評価】★★★★☆(86点)


■高校に行かず
 本ばかり読んでいた少年が、
 三つの夢を持ちました。


 牧場を経営すること。
 政治家になること。
 小説家になること。


 少年は牧場の経営を学ぶためにアメリカに渡り、
 農業研修を受けました。


 辛い労働。
 分からない英語。


 ところが、苦しい牧場研修の後に、
 その理論を勉強しているうちに
 勉強が楽しくなってきたのです。


・実際に牧場経営を学んでから、畜産学の理論を
 叩き込まれるというのは、日本で行われている教育の
 まったく逆のものだった。・・・ 
 「あの時、あのような作業をしたのはこういう目的
 だったのか!
」・・・あの苦しかった牧場体験にも
 すべて意味があったということを知ったのだ(p145)


■そこで、著者は
 大学に入って勉強するために
 一生懸命勉強して入学試験を受けました。


 が、結果は不合格。


 しかし、その熱心さから、
 成績が悪ければ即退学という条件で
 仮合格できたのです。


・400人ほどの生徒がいたが、オールAは10人しかいなかった・・
 いきなり特待生として迎えられたのだ。
 しかも、成績がよかったため、授業料も半額免除。
 アメリカという国は面白い。よい結果を残すと、
 それに見合ったものを与える
のである(p161)


■人間とはやる気になると、 
 すごいパワーを発揮するのだと思いました。


 そして、そのパワーを発揮し続けていると、
 さらに強くなっていくのです。


 蒲島さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私が唯一勧めるのならば、
 本をたくさん読むこと。
 今の私があるのは、まぎれもなく、
 高校時代に学校に行かずに読みふけった
 本のおかげである(p64)


・子どもには、大人の小賢しい価値観を押し付けてはいけない。
 何よりも、まずさまざまな経験をさせることこそが、
 子どもに対する大人の義務なのではなかろうか(p62)


・原口先生の口癖は、「人生は短い」である・・・
 そして、その言葉のあとに、決まって・・
 「なんでもいいから、自分の歴史を残しなさい」(p89)


・次から次へと仕事があって、不平や不満など湧いてくる暇がない。
 不平や不満が湧いてそれを表に出してしまうのは、
 まだ気持ちに余裕があるということだ。(p125)


・人間は一定の期間ならば、120%の力を出すストレスにも
 十分耐えられるようにできているのだ。寝る間を惜しんで
 勉強をしたり、筋肉が壊れるこらい運動をしたり。
 そうやって120%の力を出した人は、人生のチャンスを
 つかむことができるのだろう(p162)


・夢を持つだけでは何も起こらない。
 夢に向かって一歩踏み出すことが重要なのだ。・・
 そして踏み出した後には、要所要所で、自分を
 ギリギリまで追い詰めていかなければならない(p231)


・初めは農協は農家を幸せにする共同体みたいなものだと
 思っていた。しかし、実態は違っていたのだ。・・・
 買わなくてもいいような農機具を売りつけて、営業成績を
 上げようとする人が評価される組織だったのだ(p101)


逆境の中にこそ夢がある
蒲島 郁夫
講談社
売り上げランキング: 197,914

【私の評価】★★★★☆(86点)

■目次

第1章 極貧生活
第2章 落ちこぼれ人生
第3章 夢への渡米
第4章 大逆転
第5章 成功への第一歩


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