「君に働いて欲しい」と言わせる仕事術」河上多恵子
2013/12/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
要約と感想レビュー
女性経営者による働く女性のための一冊です。やはり最初の仕事は雑用が多いのですが、小さい仕事こそ大切にすることが大切です。小さい仕事ができない人は、大きい仕事もできないのです。
・担当の決まっていない雑用をこなせる人は、全体が見られる人(p95)
女性ならではのアドバイスは、教わり上手になること。女性で出世する人は、肩肘はったイメージがありますが、わからないことは素直に聞く。教わり上手こそが出世するそうです。
・「教わり上手」になりましょう。そして、教わり上手は、出世します(p221)
女性も男性も出世の秘訣は同じだと思いました。多くの人から愛されなければ出世はできません。あとはちょっとの仕事だけ。
河上さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・昔、母に言われました。「バカの考え、休むに似たり」。だらだら長く考えていてもダメ、さっさと切り上げなさい。(p104)
・「出る杭は打たれる」。しかし「無難」では先がない(p164)
・上司だって悩んでいるのです。(p196)
・大変な時期は短い。子供の成長は意外に早い(p242)
・子育てを通じて自分も変わる。親も子供に育てられている(p258)
・「こうしてもらうと、○○しやすくなるんだけれどお願いできる?」などと、伝えてみましょう(p239)
・「これってイジメ?」・・・話ができる人を探しましょう。そして、いじめの記録をとっておきます。書くのが嫌なら、ボイスレコーダーを使ってもいいでしょう(p183)
ワック
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
目次
序章 仕事にやりがいを見つけられるか
第1章 会社からみたあなたの価値はどのくらい?
第2章 職場で必要とされる女性の仕事術
第3章 職場の悩みナンバー1、人間関係はこうしてしのぐ
第4章 女性が人を動かす仕事術
第5章 家庭と仕事のワークライフ・バランス
第6章 結婚しない女性がひとりで生きるとき
著者経歴
河上多恵子(かわかみ たえこ)・・・1948(昭和23)年山口県生まれ。京都大学薬学部卒。サンケイリビング新聞社編集長、リビング生活研究所所長を経て、現在(有)暮らしインスティチュート代表取締役。食生活ジャーナリストの会会員。熟年が心豊かな暮らしを送るために必要な商品やサービスに関して研究・発信。同時に、ライフスタイルの構築や起業に関するセミナー講師、執筆、アドバイスなどの活動を行っている
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紹介されているこの本は男性にも役立ちますか?
役立ちます。でも、他の本を読んだほうが効率的かもしれません。