「出光佐三の日本人にかえれ」北尾 吉孝
2013/11/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
要約と感想レビュー
出光とは不思議な会社であったようです。出光佐三という創業者の人間尊重という考えのもとに、人が集まったのです。そうした人間尊重の中に日本の強さがあるのは確かだと思います。
例えば、人が馬鹿と言ったっていいじゃないか、「自ら顧みて尊い人になれ」と出光佐三は言っているのです。これこそ正に、天上天下唯我独尊の境地だと感じました。北尾さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・終戦から二日後の八月十七日、社員一同に対し・・・
一、愚痴を止めよ
二、世界無比の三千年の歴史を見直せ
三、そして今から建設にかかれ(p33)
・出光の七不思議
一、馘首(解雇)がない
二、定年制がない
三、労働組合がない
四、出勤簿がない
五、給料を発表しない
六、給与は生活の保障であって労働の切り売りではない
七、社員が残業代を受け取らない(p167)
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
目次
第1章 出光佐三という日本人
第2章 魂を培ったもの
第3章 意志と行動の起点
第4章 日本人にかえれ
著者経歴
北尾 吉孝(きたお よしたか)・・・1951年生まれ。74年大学卒業後、野村證券入社、総合企画室。78年ケンブリッジ大卒業、野村證券海外投資顧問室、82年ニューヨーク拠点。87年野村證券第二法人部次長、89年ワンサースタイン・ペレラ・インターナショナル社常務取締役。91年野村企業情報取締役。92年野村證券事業法人三部長。95年ソフトバンク常務取締役。99年SBIホールディングス代表取締役CEO。01年インフォトレーダー株式会社取締役社長
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