「「意欲のある人求めます。ただし60歳以上」 日本一の高齢者雇用企業・加藤製作所、躍進の秘密」加藤 景司

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「意欲のある人求めます。ただし60歳以上」 日本一の高齢者雇用企業・加藤製作所、躍進の秘密

【私の評価】★★★★☆(84点)


■土日・祝日も、
 工場を稼働させている板金部品工場があるという。


 その秘密は、60歳以上のパートを活用していること。


 365日稼働の工場があるとすれば、
 顧客としてはありがたいはず。


・シルバー世代限定で募集をかけたのは、
 この世代は土日も時間に比較的余裕がある人が多いからである・・・
 土日も工場を動かすと稼働率が上がり、
 お客様のニーズにもいち早く応えることができる(p18)


■60歳以上のパートを活用することで、
 プラスとマイナスがあるようです。


 プラスは、工場を土日・祝日稼働できること。


 そして、働いている60歳以上の方に
 生きがいが生まれているということです。


・いまは仕事が生きがいなの。
 こんな年寄りを使ってくれる職場に出合えて、幸せですね。
 仕事にいくのが楽しみで仕方ないんです(p9)


■マイナスの面とすれば、
 やはり人間関係。


 60歳を超えているとはいえ、
 それまでは自分の道を究めた人たちですから、
 新しい職場ではストレスもあるでしょう。


 さらに、同じ給与でたくさんの人がいれば、
 人間関係でうまくいかないところも
 出てくるものです。


 そうした場合は、指導するというよりも、
 話を聞いてあげるということが大事で
 あるらしい。


話を聞くだけで、問題の半分は解決できるのだと思う。
 説得しようとしたり、こちらの意見を押しつけようとすると、
 「私の気持ちをわかってくれない」と反感を抱かれてしまう(p96)


■60歳で仕事がなくなるのは、
 本人にも社会にも損失のように感じます。


 なにかうまく活用する仕組みが
 必要なのでしょう。


 加藤さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・日本の多くの男性は、"仕事人間"である・・・
 いままで仕事ひと筋で生きてきた中高年に、
 いきなりプライベートを充実させろといっても
 無理な話だろう(p44)


・同じ職人であれば、何が大切であるかがわかっている。
 掃除の大切さやていねいに仕事をする意味など、
 基礎的な考え方ができているのだ。(p75)


・シルバー社員同士のいざこざは、正直、
 かなり厄介だった。・・・女性同士の人間関係は
 いくつになっても難しい(p95)


・シルバー社員自身にも、「若い者になめられてたまるか
 といった自負がある。同時に、「なぜ、こんなことで
 叱られないといけないのか」と理不尽にも感じるのだろう(p93)


・シルバー社員のなかには、そうとうな苦労を乗り越えて
 こられた方もいる。だが、そういう人ほど、柔和で
 仏様のような顔をしているのだ。(p165)


・働いたほうが心身ともに健康を保てる(p192)


【私の評価】★★★★☆(84点)

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■目次

第一章 土・日はわしらのウイークデイ
第二章 めざせ、六十歳からの熟練工
第三章 高齢者雇用のメリットvs.デメリット
第四章 国内マーケットで勝負する決意
第五章 いま経営者がやるべきこと
第六章 「生涯現役」を実現する法


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