「一生食っていくための「士業」の営業術」原 尚美
2013/07/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
■税理士の著者が教える
士業向けの営業術です。
著者が言うように「士業」とは
ラーメン店と同じような
ビジネスなのだと思います。
だれでもできそうだから
競争相手が多い。
その中で自分の強みを出して、
お客様を満足させなくてはならないのです。
・小さな「強み」を掛け合わせる・・・自分でパソコンの使い方を学びました。すると、「原さんはパソコンに詳しい人」という「強み」ができたのです(p67)
■日本では毎月の顧問料を取る
会計事務所が多いようです。
しかし、だんだんと海外のように
顧問料を取らない明朗会計の
会計事務所が増えている。
どんぶり勘定の時代から、
明朗会計の時代になってきており、
そうした時代に合わせた
営業戦略が必要なのでしょう。
・料金表は、商品力を明確にするのと同時に、営業戦略にもかかわってくる・・・自分がどこに力を入れていくのか、つまりキャッシュポイントがわかってくる(p167)
■人それぞれ「強み」があるのだと
思いました。
その「強み」をいかに利益に
つなげることができるのか。
そこで商売の上手い下手が
数字となって現れるのだと思います。
原さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・みんなは表では(顕在的には)「節税、節税」と言います・・けれど、潜在的な本音は「会社をよくしたい」「長く続かせたい」のはずです(p72)
・料金を明朗化する・・・ホームページをつくる以上は、料金表は絶対に必要です(p139)
・ただ紹介するのではなくて、本当に信頼できる人、問題になっている分野に強い人を紹介し、最後までフォローするということにしました(p183)
【私の評価】★★★☆☆(71点)
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目次
第1章 「士業」として生き抜くために知っておきたいこと
第2章 稼げる士業になるための「マインドセット」―志
第3章 100人の見込客より「目の前の1人」を大切にしよう―お客さまのメリット
第4章 「価格競争」に巻き込まれないために、やっておきたいこと―価格戦略
第5章 「商品力」こそ最大の営業ツール―商品力
著者経歴
原尚美(はら なおみ)・・・原会計事務所代表。税理士。東京外国語大学英米語学科卒業。育児のため、自宅近くの蒲田に「1日3時間だけの小さな会計事務所」を起こすところからスタートさせ、設立15年後の現在では、上場企業の子会社や外資系企業をクライアントにもち、スタッフ22名をかかえる事務所になっている
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