「カリスマコンサルタントが教える 繁盛店にする方程式」天満 晴久
2013/06/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
お店を良くするためには、無数のポイントがあります。
そうしたポイントについて、数字で考え、仮説を作り、実験しながら、評価していく。こうした取り組みが お店を良くしていくのでしょう。
・【売上-費用(仕入れ原価+人件費+広告宣伝費+水道光熱費+減価償却費+家賃+その他経費)=利益】・・・掘り下げてみると、ここにも業績アップのきっかけが見つかることがあります(p118)
この本では、そうした基本の指標とともに、参考例を示してくれるのが、ありがたい。
マグナムボトルのワインをグラスワインとして出す。立ち飲みにする。お店の色を塗り替える。ポイントカードを徹底する。従業員の生産性を上げる。
こうしたことすべてをコツコツと改善していくことが大事なのですね。
・「もっとも安くお店の雰囲気を変える方法」・・・店の内外装どちらでも、両方でもよいのですが、色を塗り替えることです(p88)
経営者というものは、芸術家なのだと思いました。完成型のない企業体という芸術作品を作り続ける人なのです。
天満さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・【客数=新規客+リピート客】
【客数=男性客+女性客】
【ヤング+ミドル+シルバー】(p52)
・余分なことにお金を使わない・・・これは、商売成功のための1つのキーワードです(p78)
・「○(数字)のつく日はとんかつデー」・・・数字のつく日をイベントにすることで、利用頻度をアップさせることが期待できる(p150)
・会社共通のスキル・・・
1 フォーマットや管理帳票が整備されている・・・
2 社内に友人やライバルがじゅうぶんいる・・・
3 本津などの"逃げ場"がある(p177)
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
目次
プロローグ 繁盛店にするには、数字と方程式を味方につけなさい!
第1章 「集客力」アップの方程式
第2章 「販売力・サービス力」アップの方程式
第3章 「収益力」アップの方程式
第4章 「宣伝力」アップの方程式
第5章 「教育力」アップの方程式
エピローグ 「お客様を深く理解する」ためのとっておきの方程式
著者経歴
天満 晴久(てんま はるひさ)・・・店舗計数総合研究所代表取締役。1976年3月生まれ。1998年、神戸大学卒業後、(株)船井総合研究所入社。在籍中、20代で全社約400名のコンサルタントのなかで、売上2年連続MVP、さらには最優秀リーダーとしても表彰される。2006年独立
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