「誰も書かなかった「反日」地方紙の正体」産経新聞出版

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誰も書かなかった「反日」地方紙の正体

【私の評価】★★★☆☆(74点)


■「新聞はウソを書く」といきなり言われると
 びっくりしますが、
 その原因は共同通信社にあります。


 多くの地方紙は、中央の情報については
 共同通信社の配信記事を参考に
 記事を書いている。


 その元となる共同通信社の記事が、
 反日なのです。


・新聞の社説は、占領時代から形成された戦後的価値観を
 守ろうとする朝日・毎日型と、そうした戦後パラダイムを
 改めようとする読売・産経型に分かれます。共同通信の
 論説資料は厳密な意味で社説ではありませんが、その傾向は
 朝日・毎日型に近いといえます(石川水穂)(p49)


■この本では、

 歴史教科書問題、
 日韓両国が領有権を主張する竹島、
 南京大虐殺、
 従軍慰安婦の強制連行、
 日本の植民地支配、
 反原子力などが

 共同通信社から配信されていることを示していきます。


 正確には、

 日本固有の領土でありながら、韓国に不法占拠されている竹島、
 日本の朝鮮・台湾統治、

 なのですが。


・共同通信(朝日新聞などもそうだが)は竹島について、
 「日刊両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)」
 という表記で配信している。決して「日本固有の領土で
 ありながら、韓国に不法占拠されている竹島」という
 事実は表記しないのである(安藤慶太)(p85)


■そういえば、「沖縄はゆすりの名人」と、
 ケビン・メア氏をはめたのも
 共同通信の石山永一郎記者でしたね。


 共同通信社恐るべし。


 産経新聞出版さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・わが家では昭和になっても子供が新聞を読むことを禁じた(中略)
 新聞はウソを書く、ウソでないまでも誇張して書く、
 好んで醜聞をあばく。大人は割引いて読むからいいが、
 子供は真にうけるからいけないと禁じたのである(山本夏彦)(p2)


・平成22年5月3日付の山形新聞、茨城新聞、岐阜新聞、長崎新聞は・・・
 別の表題を付けているが、これまた中身が全く同じだ。・・・
 実はこれらの社説にはタネになる文章がある。
 共同通信が同年4月30日付で配信した「今こそ憲法を考えよう」
 という吉田文和氏の署名論説がそうだ。
 要するに署名記事を丸写し・(八木秀次)(p25)


・元論説委員長は、「社説は委員長ひとりにすべて任され、
 県内のテーマを取り上げるとき以外は、社説・論説のための
 参考資料として共同通信社から配信される『資料版論説』を
 ほとんどそのまま掲載していた
・・と告白している(p45)


・共同通信は、報道機関としての良識をかなぐり捨てて、
 なりふりかまわずに扶桑社の採択妨害と教科書たたきに
 狂奔した。(藤岡信勝)(p70)


・霞が関のある役人から「情報を流すなら共同通信一社に流せばいい。
 そうすれば結局はすべての新聞に同じ情報が載る
からだ」
 とまで打ち明けられたことがある(安藤慶太)(p80)


・ある地方紙の幹部と面談した際・・・幹部は
 「我々は県庁の主を決めることができる」と見当違いの誇りを語った。
 また別の地方紙の局長は「県庁に行けば下にも置かない扱いを受ける。
 県紙に何と書かれるかで彼らの出世も決まる」と昂然と言った。
 何とも心得違いではないか。(日下公人)(p282)


・「ミニ朝日」「赤旗愛媛版」?!
 県民性と真逆の愛媛新聞(p204)


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【私の評価】★★★☆☆(74点)

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■目次

第1章 地方紙を操る共同通信
第2章 一体どこの国の新聞か
第3章 トンデモ地方紙ウオッチング
第4章 「反日」新聞の行く末


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