「長生きしたけりゃ肉は食べるな」若杉 友子
2013/02/11公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■昔の日本人の食事に戻ろう!
という一冊です。
日本人の食事とは、
一汁一菜です。
ごはんと味噌汁。
それに煮物やあえ物などの
野菜料理を一品。
日本人には、
こうした食事が最適なのです。
・日本人が元来食べてきたもの、
それはごはんを中心とした一汁一菜でした(p23)
■現代社会の食事は、
栄養がいっぱいです。
一日三食、しっかり食べる。
人によっては、
甘いものを間食しながら、
コーヒーを飲む。
これで運動をしなければ、
ぶくぶく太ってくるのは
当然のことでしょう。
そこから新しい
病気にもなってしまう。
・私は日に2回しか食事をしません。・・・
本当のところは単にお腹が空かないから食べないだけです・・・
「腹八分目に医者いらず」という言葉があります(p130)
■著者の経験や、感覚的な内容で、
ちょっと残念なところがありましたが、
年寄りの知恵というのはそういうものなのでしょう。
あなどれないし、
参考にすべきなのだと思います。
若杉さん、
良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・病気を治すのは、自分自身が持つ治癒力なのです・・・
薬を飲み続けたら、自分の病気を治す力を
阻害してしまいます(p17)
・スーパーで売っている精製塩は「塩」ではない・・・
自然塩にはナトリウム、カルシウム、カリウム、
マグネシウムなどの天然のミネラルが含まれています(p101)
・アルミの鍋やテフロン加工の鍋にも
毒性があるといわれているので、
避けてほしい調理器具です(p41)
・学校給食にパンと脱脂粉乳が導入されることで
日本人にパン食が定着することはアメリカにとって
願ったり叶ったり・・・たくさんの食糧をアメリカから
輸入するようになっています(p57)
・低農薬栽培で広く使われているネオニコチノイドは、
殺虫剤などの原材料・・・ミツバチの大量死は、
ネオニコチノイドが原因ではないかといわれています(p115)
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■目次
第1章 なぜ体調不良の日本人がこんなにも増えたのか?
第2章 お米を食べれば、こんなにいいことが起きる!
第3章 ガンによく効く摩訶不思議な料理
第4章 安くて見た目もよい食べ物は、まず疑え!
第5章 食べ物を変えると、身体に奇跡が起きる
第6章 食事を見直せば、赤ちゃんは授かる
第7章 陰陽を取り入れた「食養」こそ食の基本
第8章 身体によい食べ物、悪い食べ物
第9章 一汁一菜で病氣知らずの身体になる!
読んでいただきありがとうございました! この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする